Windows フォームアプリケーションのヘルプシステム

[アーティクル]
08/09/2011

アプリケーションの開発者として、ユーザーに対する最も重要な配慮の 1 つは、役に立つヘルプシステムをアプリケーションに用意することです。操作がわからないときや、混乱したときにユーザーが頼りにするのは、ヘルプシステムです。 Windows ベースのアプリケーションには、HelpProvider コンポーネント (Windows フォーム) を使用することで簡単にヘルプシステムを用意できます。

さまざまな種類のヘルプ

Windows フォームの HelpProvider コンポーネントは、HTML Help 1.x ヘルプファイル (HTML Help Workshop で生成した .chm ファイル、または .htm ファイル) を Windows ベースのアプリケーションに関連付けるために使用します。 HelpProvider コンポーネントにより、Windows フォームのコントロール、または固有のコントロールに状況依存のヘルプを用意できます。さらに、HelpProvider コンポーネントは目次、索引、検索機能のメインページなど、ヘルプファイルの特定の領域を開くことができます。 HelpProvider コンポーネントに関する一般的な情報については、「HelpProvider コンポーネントの概要 (Windows フォーム)」を参照してください。 HelpProvider コンポーネントを使用して Windows フォーム上にポップアップヘルプを表示する方法については、「方法 : ポップアップヘルプを表示する」を参照してください。 ToolTip コンポーネントを使用してコントロール固有のヘルプを表示する方法については、「ツールヒントを使用したコントロールのヘルプ」を参照してください。

HTML Help Workshop で HTML Help 1.x ファイルを生成できます。 HTML Help の詳細については、MSDN の HTML Help Workshop または他の HTML Help のトピックを参照してください。