C 言語 API との関係
Windows 用 MFC (Microsoft Foundation Class) ライブラリの大きな特徴は、ほかの Windows クラス ライブラリとは異なり、C 言語で書かれた Windows API ときわめて近接した対応付けができることです。 さらに、クラス ライブラリの呼び出しと Windows API への直接の呼び出しを自由に混在させることができます。 しかし、直接アクセスできるということは、クラスで API を置き換えられるということではありません。 SetCursor や GetSystemMetrics などの Windows 関数は依然として直接呼び出す必要があります。 Windows 関数は、明らかに効果があると思われる場合に限り、クラスのメンバー関数によってラップされます。
ネイティブな Windows 関数を呼び出すために、C 言語の Windows API のドキュメントを参照することが必要な場合があります。 このドキュメントは Microsoft Visual C++ に含まれています。
注意
MFC ライブラリのフレームワークの動作の概要については、「クラスを使用した Windows アプリケーションの作成」を参照してください。