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OpenMP の環境変数

OpenMP API で使用される環境変数へのリンクを示します。

OpenMP 規格の Visual C++ 実装には、次の環境変数が含まれます。 これらの環境変数は、プログラムの起動時に読み込まれ、実行時の _putenv、_wputenv などによるこれらの値に対する変更は無視されます。

環境変数

説明

OMP_DYNAMIC

OpenMP ランタイムが、並列領域内のスレッド数を調整できるかどうかを指定します。

OMP_NESTED

入れ子になった並列化が omp_set_nested で有効または無効に設定されていない場合に、入れ子になった並列化を有効にするかどうかを指定します。

OMP_NUM_THREADS

omp_set_num_threads または num_threads でオーバーライドされていない限り、並列領域内のスレッドの最大数を設定します。

OMP_SCHEDULE

schedule(runtime)for ディレクティブまたは parallel for ディレクティブで指定されているときに、schedule 句の動作を変更します。

参照

参照

OpenMP ライブラリ リファレンス