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COleMessageFilter クラス

OLE アプリケーション間の相互の要求を同時に管理します。

class COleMessageFilter : public CCmdTarget

解説

COleMessageFilter クラスは、OLE オートメーション アプリケーションだけではなく、ビジュアル編集のサーバーやコンテナー アプリケーションでも使用できます。 呼び出されるサーバー アプリケーションでは、このクラスを使ってアプリケーションを "ビジー" 状態にします。そのため、ほかのコンテナー アプリケーションからの呼び出しは、キャンセルされるか後で再試行されます。 また、呼び出されたアプリケーションがビジー状態のときに、このクラスを使って、呼び出したアプリケーションが行う動作を決定することもできます。

サーバー アプリケーションで、ドキュメントやほかのアクセスできる OLE オブジェクトが破壊される危険がある場合は、BeginBusyState および EndBusyState を呼び出すのが一般的な使い方です。 これらのメンバー関数は、ユーザー インターフェイスの更新中に CWinApp::OnIdle の中で呼び出されます。

既定では、アプリケーションが初期化されるときに、COleMessageFilter オブジェクトが確保されます。 このオブジェクトは、AfxOleGetMessageFilter を使って取得できます。

これは高度なクラスです。これを直接使うことはほとんどありません。

詳細についてを参照してください「サーバー:サーバーの実装

必要条件

**ヘッダー:**afxole.h

参照

参照

CCmdTarget クラス

階層図

CCmdTarget クラス

その他の技術情報

COleMessageFilter のメンバー