次の方法で共有


CDC::IntersectClipRect

現在の領域と x1、y1、x2、y2 で指定される四角形との交わる部分で形成される新しいクリップ領域を作成します。

int IntersectClipRect(
   int x1,
   int y1,
   int x2,
   int y2 
);
int IntersectClipRect(
   LPCRECT lpRect 
);

パラメーター

  • x1
    四角形の左上隅の論理 x 座標を指定します。

  • y1
    四角形の左上隅の論理 y 座標を指定します。

  • x2
    四角形の右下隅の論理 x 座標を指定します。

  • y2
    四角形の右下隅の論理 y 座標を指定します。

  • lpRect
    四角形を指定します。 このパラメーターには、CRect オブジェクトまたは RECT 構造体へのポインターを渡すこともできます。

戻り値

新しいクリップ領域の型を返します。 次のいずれかの値になります。

  • COMPLEXREGION   新しいクリップ領域には、重なり合った境界線があります。

  • ERROR   デバイス コンテキストが無効です。

  • NULLREGION   新しいクリップ領域は空です。

  • SIMPLEREGION   新しいクリップ領域には重なり合う境界線がありません。

解説

GDI は以後のすべての出力を新しい境界内に収まるようにクリップします。 領域の幅と高さは、32,767 以下にする必要があります。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

CDC クラス

階層図

IntersectClipRect

CRect クラス

RECT 構造体

その他の技術情報

CDC のメンバー