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CWinApp::OnHelp

アプリケーション内で F1 ヘルプを (現在のコンテキストを使って) 処理します。

afx_msg void OnHelp( );

解説

通常、F1 キーにアクセラレータ キーのエントリも追加します。 F1 キーを有効にすることは慣例であるだけなので、必ずしもそうする必要はありません。

このメンバー関数を有効にするには、CWinApp クラスのメッセージ マップに、ON_COMMAND( ID_HELP, OnHelp ) ステートメントを追加する必要があります。 有効である場合、ユーザーが F1 キーを押したときに、フレームワークによって呼び出されます。

このメッセージ処理関数の既定の実装では、現在のウィンドウ、ダイアログ ボックス、メニュー項目に対応するヘルプ コンテキストを調べ、WINHELP.EXE を呼び出します。 現在利用できるコンテキストがないときは、既定のコンテキストを使います。

現在フォーカスがあるウィンドウ、ダイアログ ボックス、メニュー項目、ツール バー ボタン以外にヘルプ コンテキストを設定するには、この関数をオーバーライドします。 対応するヘルプ コンテキスト ID を引数として、WinHelp を呼び出します。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

CWinApp クラス

階層図

CWinApp::OnContextHelp

CWinApp::OnHelpUsing

CWinApp::OnHelpIndex

CWinApp::WinHelp

その他の技術情報

CWinApp のメンバー