フラグ ディレクティブ
flags は、書式指定の中で省略できる最初のフィールドです。 このフィールドには、1 文字のフラグ ディレクティブを指定します。フラグ ディレクティブは、出力の位置を調整し、記号、空白、小数点、および 8 進数と 16 進数のプリフィックスを出力します。 書式指定には、複数のフラグ ディレクティブを指定できます。
フラグ文字
フラグ |
説明 |
既定 |
---|---|---|
– |
指定されたフィールド幅に結果を左詰めで出力します。 |
右詰めで出力します。 |
+ |
出力値が符号付きの場合は、出力値の前に符号 (+ または -) を付けます。 |
負の符号付きの値の場合だけ符号 (-) が付きます。 |
0 |
width の前に 0 を付けると、最小幅になるまで 0 が追加されます。 0 と – が出力される場合、0 は無視されます。 整数書式 (i、u、x、X、o、d) と一緒に 0 を指定し、精度も指定する場合 (%04.d など)、0 は無視されます。 |
0 は追加されません。 |
blank (' ') |
出力値が符号付き正数の場合は、出力値の前に空白を付けます。空白フラグと + フラグの両方を指定すると、空白フラグは無視されます。 |
空白は表示されません。 |
# |
o、x、または X 書式と一緒に使用すると、0 以外のすべての出力値の前にそれぞれ 0、0x、または 0X が付きます。 |
空白は表示されません。 |
|
e、E、f、a、または A 書式と一緒に使用すると、# フラグは出力値に必ず小数点を付けます。 |
後続の数字がある場合だけ小数点が付きます。 |
|
g または G 書式と一緒に使用すると、# フラグは出力値に必ず小数点を付け、後続する 0 の切り捨てを抑止します。 c、d、i、u、または s のいずれかと一緒に使用すると、このフラグは無視されます。 |
後続の数字がある場合だけ小数点が付きます。 後続の 0 は切り捨てられます。 |