Document インターフェイス
環境で、編集用に開いているドキュメントを表します。
名前空間: EnvDTE
アセンブリ: EnvDTE (EnvDTE.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("63EB5C39-CA8F-498E-9A66-6DD4A27AC95B")> _
Public Interface Document
[GuidAttribute("63EB5C39-CA8F-498E-9A66-6DD4A27AC95B")]
public interface Document
[GuidAttribute(L"63EB5C39-CA8F-498E-9A66-6DD4A27AC95B")]
public interface class Document
[<GuidAttribute("63EB5C39-CA8F-498E-9A66-6DD4A27AC95B")>]
type Document = interface end
public interface Document
Document 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
ActiveWindow | 現在のアクティブ ウィンドウを取得します。他にアクティブなウィンドウがない場合は最前面に表示されたウィンドウを取得します。開いているウィンドウがない場合は、Nothing を返します。 | |
Collection | Document オブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
DTE | トップレベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
Extender | 要求された Extender がこのオブジェクトで利用できる場合はそれを返します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender のリストを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
IndentSize | インフラストラクチャ。 マイクロソフト内部でのみ使用。 | |
Kind | オブジェクトの種類や型を表す GUID 文字列を取得します。 | |
Language | インフラストラクチャ。 マイクロソフト内部でのみ使用します。 | |
Name | Document の名前を取得します。 | |
Path | ドキュメントが格納されているディレクトリのファイル名を含まないパスを取得します。 | |
ProjectItem | Document オブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
ReadOnly | インフラストラクチャ。 マイクロソフト内部でのみ使用。 | |
Saved | オブジェクトが最後に保存または開かれてから変更されていない場合は、true を返します。 | |
Selection | Document での現在の選択項目を表すオブジェクトを取得します。 | |
TabSize | インフラストラクチャ。 マイクロソフト内部でのみ使用。 | |
Type | インフラストラクチャ。 マイクロソフト内部でのみ使用。 | |
Windows | オブジェクトで表示されるウィンドウを含む Windows コレクションを取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Activate | 現在の項目にフォーカスを移します。 | |
ClearBookmarks | インフラストラクチャ。 マイクロソフト内部でのみ使用。 | |
Close | 開いているドキュメントを閉じ、オプションでドキュメントを保存します。またはウィンドウを閉じ、破棄します。 | |
MarkText | インフラストラクチャ。 マイクロソフト内部でのみ使用します。 | |
NewWindow | ドキュメントを表示する新しいウィンドウを作成します。 | |
Object | 実行時に名前でアクセスできるインターフェイスまたはオブジェクトを返します。 | |
PrintOut | インフラストラクチャ。 マイクロソフト内部でのみ使用します。 | |
Redo | Undo メソッドまたはユーザーによって直前に元に戻された操作を再実行します。 | |
ReplaceText | インフラストラクチャ。 マイクロソフト内部でのみ使用します。 | |
Save | ドキュメントを保存します。 | |
Undo | ドキュメントで直前に実行された操作を元に戻します。 |
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解説
Document オブジェクトは、環境で開いている各ドキュメントまたはデザイナーを表します。つまり、ツール ウィンドウではなく、テキストの編集領域のあるウィンドウです。 Document オブジェクトには、ドキュメントの操作に使用できるメンバー (プロパティ、メソッド、およびイベント) が含まれます。 Visual Studio エディターで編集したテキスト ファイルの場合、このオブジェクトには TextDocument オブジェクトも関連づけられています。
開いているすべてのドキュメントは、Documents コレクション内で参照されます。 このコレクションのドキュメントに繰り返しアクセスして、特定のドキュメントを検索できます。
Document オブジェクトの既定のプロパティは、Name プロパティです。
このオブジェクトを参照するには、DTE.Documents.Item(...) を使用します。
例
Sub DocumentExample()
Dim doc As Document
Dim desc As String
Set doc = DTE.ActiveDocument
desc = "You are editing a "
If (doc.ReadOnly) Then
desc = desc & "read-only"
Else
desc = desc & "writable"
End If
desc = desc & " document called " & doc.Name & " located at " & doc.Path
MsgBox desc
End Sub