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CRichEditCtrl::SetTargetDevice

CRichEditCtrl オブジェクトで WYSIWYG (what you see is what you get) 書式化に使われるターゲット デバイスと行幅を設定します。

BOOL SetTargetDevice(
   HDC hDC,
   long lLineWidth 
);
BOOL SetTargetDevice(
   CDC& dc,
   long lLineWidth 
);

パラメーター

  • hDC
    新しいターゲット デバイスのデバイス コンテキストのハンドル。

  • lLineWidth
    書式化で使用する行幅。

  • dc
    新しいターゲット デバイスの CDC

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

この関数が正常終了すると、リッチ エディット コントロールはパラメーターで渡されたデバイス コンテキストを所有します。 この場合は、呼び出した関数でデバイス コンテキストを破棄しないようにします。

詳細については、Windows SDK の「EM_SETTARGETDEVICE」を参照してください。

使用例

// First obtain a pointer to a printer DC.
CPageSetupDialog psDlg;
if (IDOK == psDlg.DoModal())
{
   CDC* pMyPrinterDC = CDC::FromHandle(psDlg.CreatePrinterDC());

   // Get line width information from the printer.
   long lLineWidth = ::MulDiv(pMyPrinterDC->GetDeviceCaps(PHYSICALWIDTH),
       1440, pMyPrinterDC->GetDeviceCaps(LOGPIXELSX));

   // Set the printer as the target device.
   m_myRichEditCtrl.SetTargetDevice(*pMyPrinterDC, lLineWidth);   

   pMyPrinterDC->DeleteDC();
}

必要条件

**ヘッダー:**afxcmn.h

参照

参照

CRichEditCtrl クラス

階層図

CRichEditCtrl::FormatRange

CRichEditCtrl::DisplayBand

その他の技術情報

CRichEditCtrl のメンバー