Public (Visual Basic)
宣言された 1 つ以上のプログラミング要素に、アクセス制限がないことを指定します。
解説
クラス ライブラリなど、1 つ以上のコンポーネントを発行する場合は、そのプログラミング要素へのアクセスを、自分のアセンブリとやり取りするすべてのコードに対して許可するのが普通です。 このような無制限のアクセス許可を与えるには、Public を使って要素を宣言します。
アクセスを制限する必要がないプログラミング要素に対しては、パブリック アクセスが通常のアクセス レベルになります。 特に宣言しなければ、インターフェイス、モジュール、クラス、または構造体の内部で宣言された要素のアクセス レベルは、既定で Public に設定されるので注意が必要です。
規則
- 宣言コンテキスト。 Public は、モジュール レベル、インターフェイス レベル、または名前空間レベルでのみ使用できます。 つまり、Public 要素の宣言コンテキストは、ソース ファイル、名前空間、インターフェイス、モジュール、クラス、または構造体のいずれかである必要があり、プロシージャでは宣言できません。
Behavior
アクセス レベル。 モジュール、クラス、構造体にアクセスできるコードであれば、その Public 要素にアクセスできます。
既定のアクセス。 プロシージャ内のローカル変数のアクセス レベルは、既定で public になります。このような変数にはアクセス修飾子を指定できません。
アクセス修飾子。 アクセス レベルを指定するキーワードは、アクセス修飾子と呼ばれます。 アクセス修飾子の比較については、「Visual Basic でのアクセス レベル」を参照してください。
修飾子 Public は、次の構文で使用します。