ダイアログ ボックス
[プロジェクト内の置換] ダイアログ ボックスでは、現在のプロジェクトまたはウィンドウ、および複数のプロジェクトに対して、テキストの置換を行うことができます。
このダイアログ ボックスを開くには、[編集] メニューの [検索と置換] をクリックします。
- [検索する文字列]
検索するテキストを指定します。ワイルドカードまたは正規表現も使用できます。 ドロップダウン リストをクリックすると、最後に行った 16 件の検索項目が表示されます。 [条件] チェック ボックスがオンになっている場合、[検索する文字列] ボックスの右側のボタンをクリックすると、ワイルドカード構文または正規表現構文の一覧が表示されます。どちらの構文が表示されるかは、[条件] ボックスで選択されているオプションによって決まります。
[置換後の文字列]
[検索する文字列] ボックスの文字列と置き換えるテキストを指定します。正規表現文字も使用できます。 ドロップダウン リストをクリックすると、最後に入力した 16 件が表示されます。 [条件] チェック ボックスがオンで、[正規表現] が選択されている場合は、[置換後の文字列] ボックスの右側のボタンをクリックすると、正規表現構文の一覧が表示されます。
[大文字と小文字を区別する]
[検索する文字列] ボックスに入力されているテキストと大文字小文字の組み合わせまで一致するテキストだけを検索し、[置換後の文字列] ボックスに入力されているものと同じ大文字小文字の組み合わせのテキストで置き換えます。
[単語単位で探す]
オンにすると、全体が完全に一致する単語だけが置き換えられて、単語の一部が一致する場合は置き換えられません。
[条件]
オンにすると、[置換後の文字列] および [検索する文字列] に入力されている特定の文字がテキストのパターンに一致するものとして扱われます。 ドロップダウン リストをクリックすると、パターン一致構文のオプションとしてワイルドカードと正規表現の 2 種類が表示されます。
[ワイルドカード]
このオプションを選択すると、[置換後の文字列] ボックスおよび [検索する文字列] ボックス内の特定の文字が、文字のクラスまたはシーケンスを表すものとして扱われます。 ワイルドカード文字の完全な一覧については、「ワイルドカード (Visual Studio)」を参照してください。
[正規表現]
このオプションを選択すると、[置換後の文字列] ボックスおよび [検索する文字列] ボックス内の特定の文字が、リテラル文字ではなくテキストのパターンの表記を表すものとして扱われます。 正規表現の完全な一覧については、「正規表現 (Visual Studio)」を参照してください。
[置換後に、変更したファイルを閉じない]
オンにすると、置換が行われたすべてのファイルが置換操作終了後も開いたままになり、変更結果を確認できます。 メモリの制約により、開いておくことのできるファイルの数が制限される場合があります。
[検索対象]
置換対象のファイルまたはフォルダーを指定します。 複数のディレクトリ名またはファイル名をセミコロンで区切って入力できます。また、ドロップダウン リストで表示される既定のスコープ ([現在のドキュメント]、[すべての開かれているドキュメント]、[検索可能なすべてのプロジェクト]、および [現在のプロジェクト]) から選択することもできます。
[検索 2 に表示]
オンにすると、既定の [検索結果 1] ウィンドウではなく、[検索結果 2] ウィンドウに置換の概要が表示されます。 このオプションは、複数の置換結果を保持するときに使用します。
[次を検索]
[検索する文字列] の指定と一致する次のテキストを検索します。
[置換]
[検索する文字列] の指定と一致するテキストで現在強調表示されているものを [置換後の文字列] のテキストに置き換えます。
[すべて置換]
個別の確認を行わずに一致するすべてのテキストを置換します。
[スキップ]
現在のファイルを無視し、一致するテキストが含まれる次のファイルに移って置換処理を続けます。