方法 : アセンブリに遅延署名する (Visual Studio)
アセンブリに署名するときに、常に秘密キーにアクセスできるとは限りません。 たとえば、開発者側が日常的にアクセスしないキー ペアを、組織が厳重に保護している場合もあります。 公開キーは多くのユーザーが使用できることもありますが、秘密キーにアクセスできるユーザーはわずかです。 そのような場合には、遅延署名または部分署名を使用して公開キーを指定し、アセンブリが引き渡されるまで秘密キーの追加を遅らせることができます。
遅延署名は、次に示すように、プロジェクト デザイナーの署名ペインで有効にできます。
アセンブリに遅延署名するには
ソリューション エクスプローラーでプロジェクト ノードを選択した状態で、[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします (または、ソリューション エクスプローラーのプロジェクト ノードを右クリックし、[プロパティ] をクリックします)。
プロジェクト デザイナーで、[署名] タブをクリックします。
[アセンブリの署名] チェック ボックスをオンにします。
キー ファイルを指定します。 詳細については、「方法 : アセンブリに署名する (Visual Studio)」を参照してください。
[遅延署名のみ] チェック ボックスをオンにします。 遅延署名されたプロジェクトは実行されず、デバッグできません。 ただし、Sn.exe (厳密名ツール) で -Vr オプションを指定すると、開発時に検査をスキップできます。
参照
処理手順
方法 : アセンブリに署名する (Visual Studio)