CHAIN_MSG_MAP_DYNAMIC
メッセージ マップにエントリを定義します。
CHAIN_MSG_MAP_DYNAMIC( dynaChainID )
パラメーター
- dynaChainID
[入力] オブジェクトのメッセージ マップに対する一意の識別子。
解説
CHAIN_MSG_MAP_DYNAMIC は、実行時に別のオブジェクトの既定のメッセージ マップにメッセージを送ります。 オブジェクトとそのメッセージ マップは、dynaChainID 値に関連付けられています。この値は、CDynamicChain::SetChainEntry 使って定義します。 CHAIN_MSG_MAP_DYNAMIC を使用するには、CDynamicChain の派生クラスを作成する必要があります。 例については、「CDynamicChain の概要」を参照してください。
注意
メッセージ マップは、常に BEGIN_MSG_MAP で開始します。 開始した後、ALT_MSG_MAP を使って、さらに代替メッセージ マップを宣言することもできます。 END_MSG_MAP マクロは、メッセージ マップの終了位置を示します。 どのメッセージ マップにも、BEGIN_MSG_MAP と END_MSG_MAP のインスタンスが 1 つずつ生成されている必要があります。
ATL でのメッセージ マップの使い方の詳細については、「メッセージ マップ」を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**atlwin.h