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ISupportErrorInfoImpl クラス

このクラスには、ISupportErrorInfo Interface インターフェイスの既定の実装が用意されています。このクラスを使用できるのは、1 つのインターフェイスだけがオブジェクトでエラーを生成するときです。

template<
   const IID* piid 
>
class ATL_NO_VTABLE ISupportErrorInfoImpl :
   public ISupportErrorInfo

パラメーター

  • piid
    IErrorInfo をサポートするインターフェイスの IID へのポインター。

解説

ISupportErrorInfo Interface インターフェイスを使うと、エラー情報がクライアントに返されるようになります。 IErrorInfo を使うオブジェクトには、ISupportErrorInfo を実装する必要があります。

ISupportErrorInfoImpl クラスは、ISupportErrorInfo の既定の実装を提供します。このクラスを使用できるのは、単一のインターフェイスがオブジェクトでエラーを生成するときだけです。 次に例を示します

class ATL_NO_VTABLE CMySuppErrClass :
   public CComObjectRootEx<CComSingleThreadModel>,
   public CComCoClass<CMySuppErrClass, &CLSID_MySuppErrClass>,
   public ISupportErrorInfoImpl<&IID_IMySuppErrClass>,
   public IDispatchImpl<IMySuppErrClass, &IID_IMySuppErrClass, &LIBID_NVC_ATL_COMLib, /*wMajor =*/ 1, /*wMinor =*/ 0>

必要条件

**ヘッダー:**atlcom.h

参照

その他の技術情報

ISupportErrorInfoImpl のメンバー

ATL クラスの概要