COleDropSource::GiveFeedback
COleDropTarget::OnDragOver または COleDropTarget::DragEnter を呼び出した後にフレームワークが呼び出します。
virtual SCODE GiveFeedback(
DROPEFFECT dropEffect
);
パラメーター
dropEffect
ユーザーに対して表示する効果。通常、この時点でドロップした場合に選択したデータに何が起きるかを示します。 一般的に、これは、直前の CView::OnDragEnter または CView::OnDragOver の呼び出しで返された値です。 次の値の 1 つ以上を組み合わせて指定できます。DROPEFFECT_NONE ドロップできません。
DROPEFFECT_COPY コピー操作が実行されます。
DROPEFFECT_MOVE 移動操作が実行されます。
DROPEFFECT_LINK ドロップされたデータと元のデータがリンクされます。
DROPEFFECT_SCROLL ターゲットでドラッグ スクロール操作が実行されようとしているか、または進行中です。
戻り値
ドラッグ操作が進行中の場合は、DRAGDROP_S_USEDEFAULTCURSORS を返します。それ以外の場合は NOERROR を返します。
解説
この関数をオーバーライドして、この時点でドロップしたときに何が起きるかについてのフィードバックを用意します。 既定の実装では、OLE の既定のカーソルを使います。 OLE を使ったドラッグ アンド ドロップ操作の詳細については、「ドラッグ アンド ドロップ (OLE)」を参照してください。
詳細については、Windows SDK の「IDropSource::GiveFeedback」、「IDropTarget::DragOver」および「IDropTarget::DragEnter」を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxole.h