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CAtlExeModuleT クラス

このクラスは、アプリケーション用のモジュールを表します。

template <
   class T 
>
class ATL_NO_VTABLE CAtlExeModuleT :
   public CAtlModuleT< T >

パラメーター

  • T
    CAtlExeModuleT の派生クラス。

解説

CAtlExeModuleT は、アプリケーション用のモジュール (EXE) を表しており、EXE の作成、コマンド ラインの処理、クラス オブジェクトの登録、メッセージ ループの実行、および終了時のクリーンアップをサポートするコードを格納します。

このクラスの目的は、EXE サーバー内で COM オブジェクトの作成と破棄が頻繁に行われる場合のパフォーマンスを向上させることです。 最後の COM オブジェクトが解放された後、EXE は CAtlExeModuleT::m_dwTimeOut データ メンバーによって指定された存続期間が終了するまで待機します。 この期間に処理が何も実行されなかった場合、つまり、COM オブジェクトが作成されなかった場合は、シャットダウン プロセスが開始されます。

CAtlExeModuleT::m_bDelayShutdown データ メンバーは、上記で定義された機構を EXE が使用するかどうかを決定するために使用するフラグです。 false に設定された場合、モジュールはすぐに終了します。

ATL のモジュールの詳細については、「ATL モジュール クラス」を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**atlbase.h

参照

処理手順

ATLDuck サンプル:ATL での使用 Connection Points]

参照

CAtlModuleT クラス

CAtlDllModuleT クラス

その他の技術情報

CAtlExeModuleT のメンバー

ATL クラスの概要