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MEASUREITEMSTRUCT 構造体

MEASUREITEMSTRUCT 構造体はオーナー描画コントロールまたはメニュー項目の大きさを Windows に知らせます。

typedef struct tagMEASUREITEMSTRUCT {
   UINT CtlType;
   UINT CtlID;
   UINT itemID;
   UINT itemWidth;
   UINT itemHeight;
   DWORD itemData
} MEASUREITEMSTRUCT;

パラメーター

  • CtlType
    コントロールの種類を指定します。 コントロールの種類として、次のいずれかの値を指定します。

    • ODT_COMBOBOX   オーナー描画コンボ ボックス

    • ODT_LISTBOX   オーナー描画リスト ボックス

    • ODT_MENU   オーナー描画メニュー

  • CtlID
    コンボ ボックス、リスト ボックス、またはボタンのコントロール ID を指定します。 メニューでは、このメンバーは使用されません。

  • itemID
    メニューのメニュー項目 ID、または高さが可変のリスト ボックス、コンボ ボックスの項目 ID を指定します。 このメンバーは、高さが固定のリスト ボックス、コンボ ボックス、またはボタンでは使われません。

  • itemWidth
    メニュー項目の幅を指定します。 オーナー描画メニュー項目のオーナーはメッセージ処理から戻る前に、このメンバーに値を設定する必要があります。

  • itemHeight
    リスト ボックス、コンボ ボックス、メニューの各項目の高さを指定します。 オーナー描画のリスト ボックス、コンボ ボックス、またはメニューの項目のオーナーは、メッセージ処理から戻る前にこのメンバーに値を設定する必要があります。 リスト ボックスの項目の最大の高さは 255 です。

  • itemData
    このメンバーは、コンボ ボックスやリスト ボックスでは、次に示すメンバー関数の 1 つにより渡された値を保持します。

    メニューでは、次に示すメンバー関数の 1 つにより渡された値を保持します。

これにより Windows がコントロールを使ってユーザー間とのやりとりを正しく処理できるようにします。 MEASUREITEMSTRUCT 構造体の適切なメンバーに値を設定するのに失敗すると、コントロールの操作に不都合が生じます。

必要条件

**ヘッダー:**winuser.h

参照

参照

CWnd::OnMeasureItem

その他の技術情報

構造体、スタイル、コールバック関数とメッセージ マップ