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開発スケジュールと作業の管理

チーム環境でアプリケーションを開発するときは、タスクを完了するために、コードに反復的な変更を加えます。タスクは Visual Studio Team Foundation Server の作業項目を使用して追跡されます。

イテレーションの開始時には、そのイテレーションのタスクの見積もりを算出するように求められます。 これにより、チームがイテレーションに応じた作業のスコープを設定できます。 イテレーションの期間中、作業項目が完了したり、タスクやバグの所要時間に影響する新しい情報を入手したりしたときは、作業項目を更新します。

さらに、作業項目を使用するときは、作業項目を定期的に更新することを検討する必要があります。これは最新のステータスを提供するためであり、ブロックの際には特に役立ちます。 作業項目を最新の状態に保つことにより、他のチーム メンバーが、直接問い合わせを行わなくても直ちに項目のステータスを調べられるようになります。

一般的なタスク

タスク

関連する参照先

タスクの作成、割り当て、および負荷分散を行う: プロジェクトの開始時に、満たす必要があるユーザー ストーリーまたはユーザー要件という形で作業が特定されます。 プロジェクトのイテレーションごとに、これらのユーザー ストーリーやユーザー要件をサポートする詳細な開発タスクを作成します。 イテレーションの期間中は、それらのタスクを完了するためのコードを作成します。タスクは Team Foundation Server で追跡されます。

タスク間の依存関係を記録する: 開発タスクに対応する作業項目を作成するだけでなく、それらのタスク間の依存関係も記録します。 これにより、タスクの完了時期を予測できるスケジュールを簡単に作成できるようになります。 スケジュールよりも遅れているタスクがある場合は、スケジュールされた他の項目への影響を確認できます。

進行状況を追跡し、リスクを特定する: 特定のイテレーションのタスクおよびバグを操作しているときに、チームの進行状況を追跡して、問題発生の初期兆候がないかどうかを監視できます。 予定どおりに作業を完了できることを確認するには、Team Foundation Server のレポートおよびクエリを使用します。

タスク、バグなどの作業項目を作成または更新する: 開発プロセス全体を通じて実行する一般的なタスクがいくつかあります。 たとえば、自分に割り当てられたすべてのタスクや、特定のタスクを検索する場合があります。 作業項目を現在のステータス情報で更新する場合もあります。

関連するシナリオ

  • 既存のアーキテクチャと設計の確認
    多くの場合、実行する必要がある開発作業中に、既存のアプリケーションを変更する必要があります。 作業を開始する前に、既存のアプリケーションのアーキテクチャと設計を確認して、変更が必要な箇所について十分に理解しておくことをお勧めします。

  • 開発環境の設定
    コードを作成または変更する前に、適切なソース コードを使用して開発環境およびテスト環境を設定する必要があります。 データベースを使用している場合は、そのデータベースのオフライン形式へのアクセス権も必要です。

  • 一般的な開発タスクの実行
    開発サイクルでは、ほとんどの時間をコードの変更に費やします。 このプロセスでは、タスクまたはバグを選択し、必要なファイルをチェックアウトし、コードを変更した後、変更をチェックインする前に変更が正しいかどうかを確認します。

  • プロジェクトの計画および追跡
    開発タスクがアプリケーションの計画および追跡のプロセス全体とどのように関連するかについて学習できます。 ユーザー ストーリーおよびユーザー要件の収集方法、リリースの計画および追跡の方法についても理解できます。