チーム プロジェクトとプロセスのカスタマイズ
チームで使用する特定のプロセスおよび作業手順をサポートするようにチーム プロジェクトをカスタマイズできます。 カスタマイズ作業を開始する前に、カスタマイズできるオブジェクトとメソッドの種類と、各オブジェクトおよびメソッドを使用してプロジェクトの追跡の要件をサポートする方法を確認しておく必要があります。
重要事項の 1 つとして、まずカスタマイズ作業が既存のチーム プロジェクトを対象としているかどうか、または現在定義されているすべてのチーム プロジェクトと今後作成されるチーム プロジェクトを対象としているかどうかを決定する必要があります。 カスタマイズをプロセス テンプレートに適用すると、カスタマイズされたプロセス テンプレートを使用して作成されたすべての新しいチーム プロジェクトでそのカスタマイズを使用できるようになります。
一般的なタスク
タスク |
関連トピック |
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必要なカスタマイズ作業の範囲と種類を評価する。 カスタマイズ作業を開始する前に、要件を定義し、加える変更を制度化する方法を評価する必要があります。 |
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プロジェクトの追跡の要件をサポートするように作業項目トラッキング オブジェクトをカスタマイズする。 チームで進行状況を追跡するために使用するデータ フィールド、ワークフロー、および作業項目フォームをカスタマイズできます。 たとえば、複数のフィールドを作業項目に追加することで、バグと共に検出された懸案事項の種類を追跡し、懸案事項を 2 つのレベルに分類する選択リストを各フィールドに定義できます。 XML ファイルを変更し、それを Team Foundation プロジェクト コレクションをホストするサーバーにインポートすることで、すべての作業項目トラッキング オブジェクトをカスタマイズします。 |
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プロジェクトの追跡の要件をサポートするレポートを定義する。 チーム プロジェクトの作成に使用するプロセス テンプレートによっては、既に複数のレポートが定義されている場合があります。 これらのレポートをさらにカスタマイズすることも、新しいレポートを作成することもできます。 これらのレポートには、作業項目の種類に追加した新しいデータ フィールドも使用できます。 |
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フィールドを Office Project から Team Foundation にマップする方法を変更する。 Office Project を使用してチーム プロジェクトを計画およびスケジュールする場合、スケジュール設定に使用するフィールド マップを確認および変更できます。 作業項目の種類に新しいデータ フィールドを追加すると、フィールドが計画に表示されるようにフィールドをマップできます。 Office Project フィールド マッピング ファイルは、XML ファイルであり、Team Foundation プロジェクト コレクションをホストするサーバーからアップロードおよびダウンロードできます。 |
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チームの進行状況を把握するのに役立つダッシュボードを定義する。 チーム プロジェクトの作成に使用するプロセス テンプレートによっては、既に複数のダッシュボードが定義されている場合があります。 これらのダッシュボードをさらにカスタマイズすることも、新しいダッシュボードを作成することもできます。 |
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プロセス テンプレート コンポーネントをカスタマイズして、新しいチーム プロジェクトを標準化する。 プロセス テンプレートでは、チーム メンバーが使用する既定の規則、ポリシー、セキュリティ グループ、およびクエリだけではなく、追跡に使用できる作業項目オブジェクトの種類も定義されています。 プロセス テンプレートをカスタマイズすることで、そのプロセス テンプレートを使用して作成されたすべてのチーム プロジェクトのプロセスへの準拠が促進されます。 また、チーム クエリ、レポート、ソース コード管理のチェックイン ノート、セキュリティ グループなどを定義することで、プロジェクトの計画から実施までの時間が短縮されます。 すべてのプロセス テンプレート オブジェクトおよびプラグインは、XML ファイルを変更することでカスタマイズします。 チーム プロジェクトを作成するとき、すべてのプロセス テンプレート オブジェクトを格納する ZIP ファイルを指定します。 |