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CRecordset::CRecordset

CRecordset オブジェクトを構築します。

CRecordset(
   CDatabase* pDatabase = NULL
);

パラメーター

  • pDatabase
    CDatabase オブジェクトへのポインターまたは NULL を指定します。 このパラメーターが NULL でなく、データ ソースに接続するために CDatabase オブジェクトの Open メンバー関数が呼び出されていない場合、レコードセットは自身の Open 呼び出しで接続を開こうとします。 NULL を渡したときは、CDatabase オブジェクトを構築し、ClassWizard でレコードセット クラスを派生させたときに指定したデータ ソース情報を使ってオブジェクトをデータ ソースに接続します。

解説

CRecordset を直接使用すること、CRecordset からアプリケーション固有のクラスを派生できます。 ClassWizard を使用して、レコードセット クラスを派生させることができます。

注意

派生クラスには独自のコンストラクターを用意する必要があります。 派生クラスのコンストラクターでは、目的にあった適切なパラメーターを渡してコンストラクター CRecordset::CRecordset を呼び出します。

自動的に CDatabase オブジェクトを構築し接続するには、レコードセット コンストラクターに NULL を渡します。 この方法を使うと、レコードセットを作成する前の CDatabase オブジェクトの構築とデータ ソースへの接続を行う必要がなくなります。

使用例

詳細についてを参照してください「レコード セット:クラスの宣言 (ODBC) テーブルを

必要条件

**ヘッダー:**afxdb.h

参照

参照

CRecordset クラス

階層図

CRecordset::Open

CRecordset::Close

その他の技術情報

CRecordset のメンバー