IProvideClassInfo2Impl クラス
このクラスは、IProvideClassInfo メソッドと IProvideClassInfo2 メソッドの既定の実装を提供します。
template <
const CLSID* pcoclsid,
const IID* psrcid,
const GUID* plibid = &CAtlModule::m_libid,
WORD wMajor = 1,
WORD wMinor = 0,
class tihclass = CComTypeInfoHolder
>
class ATL_NO_VTABLE IProvideClassInfo2Impl :
public IProvideClassInfo2
パラメーター
pcoclsid
コクラスの識別子へのポインター。psrcid
コクラスに既定で設定されているアウトゴーイング ディスパッチ インターフェイスの識別子へのポインター。plibid
インターフェイスに関する情報を保持するタイプ ライブラリの LIBID へのポインター。 既定では、サーバーレベルのタイプ ライブラリが渡されます。wMajor
タイプ ライブラリのメジャー バージョン。 既定値は 1 です。wMinor
タイプ ライブラリのマイナー バージョン。 既定値は 0 です。tihclass
コクラスの型情報を管理するために使われるクラス。 既定値は CComTypeInfoHolder です。
解説
IProvideClassInfo2 インターフェイスは、GetGUID メソッドを追加することによって、IProvideClassInfo を拡張します。 このメソッドを使うと、クライアントはオブジェクトの既定のイベント セットに割り当てられたアウトゴーイング インターフェイス IID を取得できます。 IProvideClassInfo2Impl クラスは、IProvideClassInfo メソッドおよび IProvideClassInfo2 メソッドの既定の実装を提供します。
IProvideClassInfo2Impl は、コクラスの型情報を管理する CComTypeInfoHolder 型の静的メンバーを保持します。
必要条件
**ヘッダー:**atlcom.h