方法: リモート デバッグを行うために Windows 7 ファイアウォールを手動で構成する
このトピックの内容は、次の製品に該当します。
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リモート デバッグをセットアップするためには、Windows ファイアウォールを構成するための追加手順が必要です。 この手順は、リモート デバッガーを初めて実行したときに自動的に実行されます。 手動によるセットアップが必要な場合は、必ずこのセクションの手順に従ってください。 Windows ファイアウォールがオフになっている場合、ファイアウォール構成は不要です。
Windows ファイアウォールがオンになっている場合は、いくつかのポートを開いて、Visual Studio およびリモート デバッグに関係するその他の実行可能ファイルにアクセス許可を与える必要があります。 Windows ファイアウォールは、シールド モードにしないでください。
ヒント
リモート デバッグを許可するように Windows ファイアウォールを構成すると、他のユーザーがリモート アクセスを取得する可能性があります。 このリモート アクセスをローカル サブネット上のコンピューターに制限することによって、セキュリティ上のリスクを制限できます。
Visual Studio ホスト コンピューターを手動で構成するには
[コントロール パネル] で、[システムとセキュリティ] をクリックします。
[Windows ファイアウォール] をクリックします。
TCP 135 の例外を追加します。これは、リモート コンピューターと通信するために DCOM が使用するポートです。
[Windows ファイアウォール] コントロール パネルで、[詳細設定] をクリックします。
[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示された場合は、[はい] をクリックして続行します。
[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] ウィンドウが開きます。
[受信の規則] をクリックします。
[操作] ウィンドウで、[新しい規則] をクリックします。
新規の受信の規則ウィザードが表示されます。
[どの種類の規則を作成しますか?] で、[ポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[TCP] と [特定のローカル ポート] を選択し、[特定のローカル ポート] ボックスに「135」と入力します。
[次へ] をクリックします。
[動作] ページで [接続を許可する] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[プロファイル] ページで、規則を適用するプロファイルを選択します。 通常は [ドメイン] を選択し、[プライベート] を選択する場合もありますが、[パブリック] は選択しません。
[次へ] をクリックします。
[名前] ページで、[名前] ボックスに「リモート デバッグ DCOM」などのわかりやすい名前を入力します。
[完了] をクリックします。
ドメイン ポリシーによって IPSec を使用したネットワーク通信を行う必要がある場合は、次の手順を実行します。 それ以外の場合は、手順 5. に進んでください。
[新しい規則] をクリックします。
新規の受信の規則ウィザードが表示されます。
[どの種類の規則を作成しますか?] で、[ポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[UDP] と [特定のローカル ポート] を選択し、[特定のローカル ポート] ボックスに「4500」および「500」と入力します。
[次へ] をクリックします。
[動作] ページで [接続を許可する] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[プロファイル] ページで、手順 3. と同じプロファイルを選択します。
[次へ] をクリックします。
[名前] ページで、[名前] ボックスに「リモート デバッグ DCOM UDP」などのわかりやすい名前を入力します。
[完了] をクリックします。
[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] ウィンドウが閉じます。
[Windows ファイアウォール] コントロール パネルで、Visual Studio devenv.exe プロセスの例外を追加します。
[Windows ファイアウォールを介したプログラムまたは機能を許可する] をクリックします。
[設定の変更] をクリックします。
[別のプログラムの許可] をクリックします。
[プログラムの追加] ダイアログ ボックスの [参照] をクリックします。
[参照] ダイアログ ボックスで、devenv.exe の場所に移動します。 通常、この場所は "システム ドライブ:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE" です。
[OK] をクリックし、[参照] ダイアログ ボックスを閉じます。
[OK] をクリックして、[プログラムの追加] ダイアログ ボックスを閉じます。
リモート コンピューターを手動で構成するには
[コントロール パネル] で、[システムとセキュリティ] をクリックします。
[Windows ファイアウォール] をクリックします。
TCP 135 の例外を追加します。これは、リモート コンピューターと通信するために DCOM が使用するポートです。
[Windows ファイアウォール] コントロール パネルで、[詳細設定] をクリックします。
[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示された場合は、[はい] をクリックして続行します。
[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] ウィンドウが開きます。
[受信の規則] をクリックします。
[操作] ウィンドウで、[新しい規則] をクリックします。
新規の受信の規則ウィザードが表示されます。
[どの種類の規則を作成しますか?] で、[ポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[TCP] と [特定のローカル ポート] を選択し、[特定のローカル ポート] ボックスに「135」と入力します。
[次へ] をクリックします。
[動作] ページで [接続を許可する] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[プロファイル] ページで、規則を適用するプロファイルを選択します。 通常は [ドメイン] を選択し、[プライベート] を選択する場合もありますが、[パブリック] は選択しません。
[次へ] をクリックします。
[名前] ページで、[名前] ボックスに「リモート デバッグ DCOM」などのわかりやすい名前を入力します。
[完了] をクリックします。
ドメイン ポリシーによって IPSec を使用したネットワーク通信を行う必要がある場合は、次の手順を実行します。 それ以外の場合は、手順 5. に進んでください。
[新しい規則] をクリックします。
新規の受信の規則ウィザードが表示されます。
[どの種類の規則を作成しますか?] で、[ポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[UDP] と [特定のローカル ポート] を選択し、[特定のローカル ポート] ボックスに「4500」および「500」と入力します。
[次へ] をクリックします。
[動作] ページで [接続を許可する] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[プロファイル] ページで、手順 3. と同じプロファイルを選択します。
[次へ] をクリックします。
[名前] ページで、[名前] ボックスに「リモート デバッグ DCOM UDP」などのわかりやすい名前を入力します。
[完了] をクリックします。
TCP 139、TCP 445、UDP 137、および UDP 138 の例外を追加します。これらは、リモート コンピューターと通信するために DCOM が使用するポートです。
[新しい規則] をクリックします。
新規の受信の規則ウィザードが表示されます。
[どの種類の規則を作成しますか?] で、[ポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[TCP] と [特定のローカル ポート] を選択し、[特定のローカル ポート] ボックスに「139, 445」と入力します。
[次へ] をクリックします。
[動作] ページで [接続を許可する] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[プロファイル] ページで、手順 3. と同じプロファイルを選択します。
[次へ] をクリックします。
[名前] ページで、[名前] ボックスに「リモート デバッグ ファイルとプリンター共有 TCP」などのわかりやすい名前を入力します。
[完了] をクリックします。
再び [新しい規則] をクリックします。
新規の受信の規則ウィザードが表示されます。
[どの種類の規則を作成しますか?] で、[ポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[UDP] と [特定のローカル ポート] を選択し、[特定のローカル ポート] ボックスに「137, 138」と入力します。
[次へ] をクリックします。
[動作] ページで [接続を許可する] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[プロファイル] ページで、手順 3. と同じプロファイルを選択します。
[次へ] をクリックします。
[名前] ページで、[名前] ボックスに「リモート デバッグ ファイルとプリンター共有 UDP」などのわかりやすい名前を入力します。
[完了] をクリックします。
[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] ウィンドウが閉じます。
[Windows ファイアウォール] コントロール パネルで、Visual Studio msvcmon.exe プロセスの例外を追加します。
[Windows ファイアウォールを介したプログラムまたは機能を許可する] をクリックします。
[設定の変更] をクリックします。
[別のプログラムの許可] をクリックします。
[プログラムの追加] ダイアログ ボックスの [参照] をクリックします。
[参照] ダイアログ ボックスで、devenv.exe の場所に移動します。 通常、この場所は "システム ドライブ:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE" です。
[OK] をクリックし、[参照] ダイアログ ボックスを閉じます。
[OK] をクリックして、[プログラムの追加] ダイアログ ボックスを閉じます。