WorksheetBase.Columns プロパティ

ワークシート上の 1 つ以上の列を表す Range オブジェクトを取得します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities.dll 内)

構文

'宣言
Public ReadOnly Property Columns As Range
    Get

public Range Columns { get; }

プロパティ値

型: Microsoft.Office.Interop.Excel.Range
ワークシート上の 1 つ以上の列を表す Range オブジェクト。

解説

このプロパティは、パラメーターなしで使用されるとき、ワークシート上のすべての列を含む Range オブジェクトを返します。

このプロパティは、次の省略可能なパラメーターでワークシートの特定の列を取得するために使用できます。 パラメーターを指定してこのプロパティを使用する場合、戻り値は、Range にキャストする必要があるオブジェクトです。

パラメーター	説明
RowIndex	取得する 1 つ以上の列のインデックス。 1 つの列を取得するには、このパラメーターに次のオブジェクトのいずれかを渡します。 取得する列のインデックスを指定する整数。 列インデックスは 1 から開始します。 取得する列の文字からなる文字列。 連続した複数の列を取得するには、"first column letter:last column letter" という形式の文字列を渡します。 たとえば、列 A ～ E を取得するには、"A:E" を渡します。 メモ このパラメーターの名前は誤解しやすい名前です。このパラメーターは、行でなく、取得する列のインデックスを指定します。
ColumnIndex	このパラメーターは使用しないでください。 このパラメーターに値を渡そうとすると、このプロパティは COMException をスローします。

例

次のコード例では、Columns プロパティを使用して、ワークシート内の最初の列のすべてのセルのフォントの色、名前、サイズ、太字の濃さを設定します。

この例は、ドキュメント レベルのカスタマイズ用に作成されています。 このコードを実行するには、プロジェクト内のワークシート クラスの 1 つにコピーします。

Private Sub SetFirstColumnFont()
    Dim fillColumn As Excel.Range = TryCast(Me.Columns("A"), Excel.Range)

    With fillColumn.Font
        ' Set the font color to blue (RGB value 00 00 FF), and set other font properties.
        .Color = &HFF0000
        .Name = "Arial"
        .Size = 14
        .Bold = False
    End With

    ' Test the changes by writing a value to all the column cells.
    fillColumn.Value2 = "This is a test"
End Sub

private void SetFirstColumnFont()
{
    Excel.Range fillColumn = (Excel.Range)this.Columns["A", missing];
    Excel.Font columnsFont = fillColumn.Font;

    // Set the font color to blue (RGB value 00 00 FF), and set other font properties.
    columnsFont.Color = 0xFF0000;
    columnsFont.Name = "Arial";
    columnsFont.Size = 14;
    columnsFont.Bold = false;

    // Test the changes by writing a value to all the column cells.
    fillColumn.Value2 = "This is a test";
}

.NET Framework セキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。 このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。 詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

参照

WorksheetBase クラス

Microsoft.Office.Tools.Excel 名前空間