WorkbookBase.CommandBars プロパティ
Microsoft Office Excel のコマンド バーを表す Microsoft.Office.Core.CommandBars オブジェクトを取得します。
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities (Microsoft.Office.Tools.Excel.v4.0.Utilities.dll 内)
構文
'宣言
Public ReadOnly Property CommandBars As CommandBars
Get
public CommandBars CommandBars { get; }
プロパティ値
型: Microsoft.Office.Core.CommandBars
Microsoft Office Excel のコマンド バーを表す Microsoft.Office.Core.CommandBars オブジェクトです。
解説
ブックが他のアプリケーションに埋め込まれており、ユーザーがブックをダブルクリックしてアクティブにした場合、このプロパティを Workbook オブジェクトと使用すると、他のアプリケーションで利用可能な一連の Excel コマンド バーが返されます。 その他の場合、このプロパティを Workbook オブジェクトと使用すると nullnull 参照 (Visual Basic では Nothing) が返されます。 ブックに結合された一連のコマンド バーをプログラムによって返す方法はありません。 コマンド バーはアプリケーションに関連付けられており、ブックに関連付けられているのではありません。 このプロパティはブック上に存在するため、Excel 以外のアプリケーションでも、Excel アプリケーションのコマンド バーにアクセスできます。
例
次のコード例では、CommandBars プロパティを使用して、非表示になっているすべてのカスタム コマンド バーを削除します。 この例では、現在のブックが他のアプリケーションに埋め込まれていることを前提としています。
この例は、ドキュメント レベルのカスタマイズ用に作成されています。
Private Sub WorkbookCommandBars()
If Not (Me.CommandBars Is Nothing) Then
Dim i As Integer
For i = 1 To Me.CommandBars.Count
If Not Me.CommandBars(i).BuiltIn AndAlso Not _
Me.CommandBars(i).Visible Then
Me.CommandBars(i).Delete()
End If
Next i
Else
MsgBox("This workbook must be opened in another " & _
"application to use the CommandBars property.")
End If
End Sub
private void WorkbookCommandBars()
{
if (this.CommandBars != null)
{
for (int i = 1; i <= this.CommandBars.Count; i++)
{
if (!this.CommandBars[i].BuiltIn &&
!this.CommandBars[i].Visible)
{
this.CommandBars[i].Delete();
}
}
}
else
{
MessageBox.Show("This workbook must be opened in another " +
"application to use the CommandBars property.");
}
}
.NET Framework セキュリティ
- 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。 このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。 詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。