concurrent_vector::at メソッド
同時実行ベクター内の指定されたインデックス位置にある要素へのアクセスを提供します。 このメソッドは、読み取り操作に対して同時実行セーフです。また、_Index 値が同時実行ベクターのサイズを下回る限りは、ベクターの拡大時にも同時実行セーフです。
reference at(
size_type _Index
);
const_reference at(
size_type _Index
) const;
パラメーター
- _Index
取得される要素のインデックス。
戻り値
指定されたインデックス位置にある項目への参照。
解説
異なるスレッドから要素に同時に書き込みを行う目的で、const 以外の参照を返す at 関数のバージョンを使用することはできません。 同じデータ要素に対する同時読み取り/書き込み操作を同期するには、異なる同期オブジェクトを使用する必要があります。
このメソッドは、_Index が同時実行ベクターのサイズ以上の場合は out_of_range をスローし、インデックスがベクターの無効部分の場合は range_error をスローします。 ベクターが無効になる場合の詳細については、「並列コンテナーと並列オブジェクト」を参照してください。
必要条件
ヘッダー: concurrent_vector.h
名前空間: Concurrency