TFSLabConfig SetServiceAccount コマンド
チーム プロジェクト コレクションのサービス アカウントの資格情報を Visual Studio Team Foundation Server の指定されたユーザーに設定します。サービス アカウントは、次のチーム プロジェクト コレクション グループに追加されます。
Build Service - ビルド エージェント内の配置アクティビティと格納場所へのアクセスを行います。
Test Service - テスト エージェントとテスト コントローラー間の通信を承認します。
サービス アカウントは、チーム プロジェクト コレクション内のテスト エージェントとビルド エージェントがテスト コントローラーおよびビルド コントローラーと情報をやり取りするときに使用されます。
注意
Team Foundation Server ではサービス アカウントの資格情報はセキュリティで保護されません。 サービス アカウントは、システムの最小権限で作成する必要があります。 SetServiceAccount コマンドは、指定されたユーザーに、エージェントとコントローラー間の通信を有効にするために必要なアクセス許可を付与します。
必要なアクセス許可
SetServiceAccount コマンドを使用するには、チーム プロジェクト コレクション ホスト グループ レベルでの Manage Lab Locations アクセス許可が必要です。 既定では、TFS 管理者グループとプロジェクト コレクション管理者グループのメンバーには、このアクセス許可があります。 詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
TFSLabConfig SetServiceAccount
/Collection:collectionURL
/User:userName
オプション
オプション |
説明 |
---|---|
Collection:collectionUrl |
必須。 サービス アカウントに関連付ける、Team Foundation Server のアプリケーション層のチーム プロジェクト コレクションの URL。 |
User:userName |
必須。 サービス アカウントのドメインおよび必要な場合はユーザー名。 |
解説
SetServiceAccount コマンドは、チーム プロジェクト コレクション構成の既存のサービス アカウントの資格情報を置き換えます。 ただし、配置された環境で使用される資格情報は置き換えられません。 既存の環境で資格情報を置き換えるには、UpdateCredentialsOnDeployedEnvironments コマンドを使用します。
説明
この例では、わかりやすくするためにコマンド オプションを別の行に表示しています。 コマンド プロンプト ウィンドウでは、コマンドのすべてのオプションを同じ行に入力してください。
この例では、チーム プロジェクト コレクションのサービス アカウントを追加しています。
コード
TFSLabConfig SetServiceAccount
/collection:http://contoso:8080/TFS/DefaultCollection
/user:contoso\user1
参照
概念
TFSLabConfig Command Reference (TFSLabConfig コマンド リファレンス)