コマンド ライン ビルドのパスと環境変数の設定
vcvars32.bat ファイルは、適切な環境変数を設定して 32 ビットのコマンド ライン ビルドを有効にします。 コマンド ラインで 64 ビット ツールセットを有効にする方法については、「方法: 64 ビットの Visual C++ ツールセットをコマンド ラインから有効にする」を参照してください。
DEVENV を使用してコマンド ライン ビルドを実行する場合、vcvars32 の設定は、/useenv オプションを指定しない限りビルドには影響しません。
vcvars32.bat を実行するには
コマンド プロンプトで、Visual C++ インストールの \bin サブディレクトリに入ります。
「VCVARS32」と入力して、vcvars32.bat を実行します。
ヒント
vcvars32.bat ファイルは、コンピューターによって異なる場合があります。 vcvars32.bat ファイルが見つからない場合や破損している場合でも、別のコンピューターの vcvars32.bat と置き換えないでください。 その場合は、Visual C++ のセットアップ プログラムを再実行してファイルを置き換えてください。
vcvars32.bat の詳細については、次のサポート技術情報の文書を参照してください。
- 「PRB: Vcvars32.bat Generates Out of Environment Message (Q248802)」
このバージョンの Visual C++ がインストールされているコンピューターに以前のバージョンの Visual C++ が存在する場合は、同じコマンド ウィンドウで異なるバージョンの vcvars32.bat を実行しないでください。
CL.exe はプリプロセッサとコンパイラを起動し、LINK.exe はリンカーを起動します。 CL ではリンカーも起動できるため、ほとんどの場合は LINK を直接起動する必要はありません。
CL.exe や LINK.exe などのコマンド ライン ツールでは、以下の環境変数を正しく設定する必要があります。
CL は CL および INCLUDE を使用します。
LINK は LINK、LIB、PATH、および TMP を使用します。