(MFC アプリケーション ウィザード)
MFC アプリケーション ウィザードのこのページでは、アプリケーションの複合ドキュメントとアクティブ ドキュメントのサポートのレベルを指定します。 アプリケーションで複合ドキュメントとドキュメント テンプレートをサポートするには、ドキュメント/ビュー アーキテクチャをサポートする必要があります。
既定では、アプリケーションには複合ドキュメントのサポートは含まれません。 既定値を使用する場合、アプリケーションではアクティブ ドキュメント ファイルまたは複合ドキュメント ファイルをサポートできません。
[複合ドキュメント サポート]
コンテナー サポート、サーバー サポート、またはその両方をアプリケーションで使用するかどうかを指定します。 詳細については、以下のトピックを参照してください。オプション
説明
[なし]
オブジェクトのリンクと埋め込み (OLE: Object Linking and Embedding) をサポートしないように指定します。 既定では、ActiveX サポートを含まないアプリケーションがアプリケーション ウィザードによって作成されます。
[コンテナー]
リンク オブジェクトと埋め込みオブジェクトを含みます。
[ミニ サーバー]
複合ドキュメント オブジェクトをアプリケーションで作成および管理できるように指定します。 ミニ サーバーはスタンドアロンでは実行できず、埋め込みアイテムだけがサポートされます。
[フル サーバー]
複合ドキュメント オブジェクトをアプリケーションで作成および管理できるように指定します。 フル サーバーはスタンドアロンで実行でき、リンク アイテムと埋め込みアイテムの両方をサポートできます。
[コンテナー/フル サーバー]
アプリケーションがコンテナーとサーバーの両方の機能を備えるように指定します。 コンテナーとは、それ自身のドキュメントの中に埋め込みアイテムまたはリンク アイテムを組み込むことができるアプリケーションです。 サーバーとは、コンテナー アプリケーションが使用するオートメーション アイテムを作成できるアプリケーションです。
[追加オプション]
アプリケーションでアクティブ ドキュメントをサポートするかどうかを指定します。 この機能の詳細については、「Active ドキュメント」を参照してください。オプション
説明
[アクティブ ドキュメント サーバー]
アプリケーションでアクティブ ドキュメントを作成および管理できるように指定します。 このオプションを選択した場合は、ウィザードの [ドキュメント テンプレート文字列] ページの [ファイル拡張子] ボックスにアクティブ ドキュメント サーバーのファイル拡張子を指定する必要があります。 詳細については、「Active Document Servers」を参照してください。
[アクティブ ドキュメント コンテナー]
アプリケーションがフレーム内にアクティブ ドキュメントを保持できるように指定します。 アクティブ ドキュメントには、Internet Explorer ドキュメント、または Microsoft Word ファイルや Excel スプレッドシートなどの Office ドキュメントがあります。 詳細については、「Active ドキュメント コンテインメント」を参照してください。
[複合ファイルのサポート]
複合ファイル形式を使用するコンテナー アプリケーションのドキュメントがシリアル化されません。 このオプションを指定すると、オブジェクトを含むファイル全体が強制的にメモリに読み込まれます。 個別のオブジェクトに対するインクリメンタルな保存はできません。 1 つのオブジェクトを変更してから保存すると、ファイル内のすべてのオブジェクトが保存されます。