方法: XMI ファイルから UML モデル要素をインポートする
この Visual Studio 2010 Feature Pack では、他のツールの UML 要素を XML Metadata Interchange (XMI) 2.1 ファイルとしてインポートすることで、Visual Studio 2010 Ultimate の UML 図に追加できます。 このリリースでは、UML のシーケンス図、クラス図、ユース ケース図の要素のインポートがサポートされています。UML モデル エクスプローラーを使用して、インポートされた要素を表示し、既存の UML 図または新しい UML 図に追加できます。 詳細については、「Visual Studio Feature Pack」を参照してください。
重要
この機能を使用するには、Visual Studio 2010 Feature Pack をインストールする必要があります。
手順
.xmi ファイルからモデル要素をインポートする前に、少なくとも 1 つのモデリング プロジェクトを含む Visual Studio ソリューションが必要です。 ソリューションにモデリング プロジェクトが含まれない場合は、先にモデリング プロジェクトを追加しないと、要素をインポートできません。 詳細については、「方法: UML モデリング プロジェクトおよび UML モデリング図を生成する」を参照してください。
注意
.xmi ファイルにカスタム プロファイルを使用する要素が含まれる場合があります。 .xmi ファイルをインポートすると、そのようなプロファイルのインストールを求められます。 求められたときにプロファイルをインストールしなかった場合は、要素だけがインポートされます。 プロファイルを使用するには、.xmi ファイルを再度インポートする必要があります。 プロファイルをインストールした後は、Visual Studio の再起動を求められます。 その後、.xmi ファイルを再びインポートして要素をインポートする必要があります。 Visual Studio を再起動しなかった場合は、Visual Studio を再起動するまで .xmi ファイルまたは要素をインポートできません。
.xmi ファイルからモデル要素をインポートするには
少なくとも 1 つのモデリング プロジェクトを含む Visual Studio ソリューションを開きます。
ヒント
要素はソリューションの最初のモデルにインポートされます。 特定のモデルに要素をインポートするには、他のすべてのモデリング プロジェクトをソリューションからアンロードした後、要素のインポートが終了した後で、プロジェクトを再度ロードします。
[アーキテクチャ] メニューの [Import XMI] (XMI のインポート) をクリックします。
[Import an XMI File] (XMI ファイルのインポート) ダイアログ ボックスで、.xmi ファイルを参照して、選択します。
インストールできるカスタム プロファイルがある場合、メッセージ ボックスが表示され、プロファイルのインストールを求められます。
タスク
手順
プロファイルをインストールした後、要素をインポートする。
[はい] をクリックして、プロファイルをインストールします。
メッセージ ボックスが表示され、Visual Studio の再起動を求められます。
[はい] をクリックして Visual Studio を再起動します。
メモ[いいえ] をクリックした場合は、Visual Studio を再起動するまで、それ以上 .xmi ファイルをインポートできません。要素をインポートするには、.xmi ファイルを再度インポートします。
プロファイルをインストールしないで、要素をインポートする。
[いいえ] をクリックします。
プロファイルを使用するには、.xmi ファイルを再度インポートする必要があります。
[出力] ウィンドウでは、インポートされた要素のステータスが表示され、警告が発生したかどうかが示され、警告が保存された XML ログ ファイルの場所が提示されます。 ログ ファイルの名前は、インポートされた .xmi ファイルと同じです。たとえば、<XMI ファイル名>.XmiImportLog.xml のようになります。 プロファイルがインポートされた場合、<XMI ファイル名>.XmiImportLog.profile.xml という名前の 2 番目のログ ファイルが作成されます。
インポートされた要素を表示するには、UML モデル エクスプローラーを開き、最初のモデル ノードを展開します。
ヒント
UML モデル エクスプローラーを開くには、[アーキテクチャ] メニューの [Windows] をポイントし、[UML モデル エクスプローラー] をクリックします。
インポートされた要素を対応する UML 図に追加するには、インポートされた要素を UML モデル エクスプローラーからダイアグラム サーフェイスにドラッグします。
ヒント
シーケンス全体を表示するには、UML モデル エクスプローラーから [相互作用] 要素を空白のシーケンス図にドラッグします。
参照
概念
方法: UML モデリング プロジェクトおよび UML モデリング図を生成する
その他の技術情報
Microsoft Visual Studio 2010 Visualization and Modeling Feature Pack