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CD2DGeometry::ComputePointAtLength

更新 : 2011 年 3 月

Visual Studio 2010 SP1 が必要です。

ジオメトリが指定した行列で変換され、指定した許容範囲で平坦化された後に、そのジオメトリに沿って指定した距離だけ離れた位置にある点と接線ベクターを計算します。

BOOL ComputePointAtLength(
   FLOAT length,
   const D2D1_MATRIX_3X2_F &worldTransform,
   CD2DPointF& point,
   CD2DPointF& unitTangentVector,
   FLOAT flatteningTolerance = D2D1_DEFAULT_FLATTENING_TOLERANCE
) const;

パラメーター

  • length
    検出する点と接線までのジオメトリに沿った距離。 この距離が 0 未満の場合、ジオメトリの最初の点が計算されます。 この距離がジオメトリの長さを超える場合、ジオメトリの最後の点が計算されます。

  • worldTransform
    指定した点と接線を計算する前にジオメトリに適用する変換。

  • point
    ジオメトリに沿って指定した距離だけ離れた位置。 ジオメトリが空の場合、この点の x と y の値として NaN が格納されます。

  • unitTangentVector
    このメソッドから制御が戻るときに、ジオメトリに沿って指定した距離だけ離れた位置にある接線ベクターへのポインターが格納されます。 ジオメトリが空の場合、この接線の x と y の値として NaN が格納されます。 このパラメーターには記憶域を割り当てる必要があります。

  • flatteningTolerance
    ジオメトリの多角形近似における点と点の間の距離の上限。 値が小さいほど、生成される結果の精度は高まりますが、実行速度が低下します。

戻り値

メソッドが成功した場合は TRUE を返します。 それ以外の場合は FALSE を返します。

必要条件

ヘッダー: afxrendertarget.h

参照

その他の技術情報

CD2DGeometry クラス

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日付

履歴

理由

2011 年 3 月

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