T4 出力ディレクティブ
更新 : 2011 年 3 月
Visual Studio のテキスト テンプレートでは、output ディレクティブを使用して、変換後のファイルのファイル名拡張子とエンコードを定義します。
たとえば、Visual Studio プロジェクトに、次のディレクティブを含む MyTemplate.tt というテンプレート ファイルが含まれているとします。
<#@output extension=".cs"#>
この場合、Visual Studio によって MyTemplate.cs という名前のファイルが生成されます。
実行時 (前処理された) テキスト テンプレートでは、output ディレクティブは不要です。 代わりに、アプリケーションで TextTransform() を呼び出すことによって、生成された文字列を取得します。 詳細については、「前処理された T4 テキスト テンプレートを使用した実行時テキスト生成」を参照してください。
output ディレクティブの使用
<#@ output extension=".fileNameExtension" [encoding="encoding"] #>
各テキスト テンプレートには、output ディレクティブを 1 つしか含めることができません。
属性 extension
生成されるテキスト出力ファイルのファイル名拡張子を指定します。
既定値は .cs です。
次に例を示します。
<#@ output extension=".txt" #><#@ output extension=".htm" #>
<#@ output extension=".cs" #>
<#@ output extension=".vb" #>
使用できる値:
有効なファイル名拡張子。
属性 encoding
出力ファイルの生成時に使用するエンコーディングを指定します。 次に例を示します。
<#@ output encoding="utf-8"#>
既定値は、テキスト テンプレート ファイルで使用されるエンコードです。
使用できる値:
us-asciiutf-16BE
utf-16
utf-8
utf-7
utf-32
0 (システムの既定値)
通常は、WebName 文字列、または EncodingGetEncoding() によって返されるエンコードの CodePage 番号を使用できます。
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
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2011 年 3 月 |
親トピックから分離されました。 |
情報の拡充 |