SplitContainer コントロール (Windows フォーム)

Windows フォームの SplitContainer コントロールは、移動できるバーによって分割された 2 つのパネルから成る複合コントロールと考えることができます。 マウス ポインターをバーの上に置くと、ポインターが変形し、そのバーを移動できることが示されます。

注意

ツールボックスでは、以前のバージョンの Visual Studio で使用されていた Splitter コントロールが、このコントロールに置き換えられました。 SplitContainer コントロールの優先度は、Splitter コントロールよりもかなり高くなります。 Splitter クラスは、既存のアプリケーションとの互換性を確保するために、引き続き .NET Framework に含まれていますが、新しいプロジェクトに対しては、SplitContainer コントロールを使用することを強くお勧めします。

SplitContainer コントロールを使用すると、複雑なユーザー インターフェイスを作成できます。多くの場合、1 つのパネルで選択した項目によって、他のパネルで表示されるオブジェクトが決まります。 この配置は、情報の表示と参照には非常に有効です。 2 つのパネルを用意することで、領域に情報を集約でき、さらに、バーまたは "分割線" により、ユーザーが簡単にパネルのサイズを変更できます。

このセクションの内容

• SplitContainer コントロールの概要 (Windows フォーム)
  SplitContainer コントロールの概要を紹介し、よく使用されるプロパティ、メソッド、イベントについて説明します。

• 方法 : 分割ウィンドウでのサイズ変更および位置指定動作を定義する
  SplitContainer コントロール内で分割線を制御する方法について説明します。

• 方法 : ウィンドウを水平方向に分割する
  SplitContainer コントロール内で分割線の方向を制御する方法について説明します。

• 方法 : Windows フォームでマルチペイン ユーザー インターフェイスを作成する
  Microsoft Outlook で使用されるようなマルチペイン ユーザー インターフェイスを作成します。

参照

• SplitContainer クラス
  このクラスについて説明し、すべてのメンバーへのリンクの一覧を示します。

関連項目

• Windows フォーム コントロール
  Windows フォーム専用にデザインされたコントロールに関するトピックへのリンクを示します。

• Windows フォームで使用するコントロール
  使用方法に関する情報へのリンクを含む、Windows フォーム コントロールの完全なリストを提供します。