CPropExchange クラス
OLE コントロールの永続性の実装をサポートします。
class AFX_NOVTABLE CPropExchange
解説
CPropExchange には、基本クラスはありません。
プロパティ エクスチェンジのコンテキストと方向を確定します。
状態保存 (永続化) とは、通常プロパティによって表示されるコントロールの状態情報をコントロールとメディアの間で交換することをいいます。
OLE コントロールのプロパティが 2 次記憶から読み込まれるか、2 次記憶に格納されることが通知されたときに、フレームワークが CPropExchange から派生されたオブジェクトを構築します。
フレームワークは、この CPropExchange オブジェクトのポインターをコントロールの DoPropExchange 関数に渡します。 ウィザードを使って、コントロールの初期ファイルを作成すると、コントロールの DoPropExchange 関数が COleControl::DoPropExchange を呼び出します。 基本クラスのバージョンでは、コントロールのストック プロパティを交換します。コントロールに追加したプロパティを交換するには、派生クラスのバージョンを修正します。
CPropExchange を使って、コントロールの読み込みまたは作成時に、コントロールのプロパティのシリアル化、またはコントロールのプロパティの初期化ができます。 CPropExchange のメンバー関数 ExchangeProp と ExchangeFontProp は、別のメディアに対してコントロールのプロパティの読み込み、格納ができます。
使用しての詳細についてはCPropExchange、記事を参照してくださいMFC ActiveX コントロール:プロパティ ページ。
必要条件
**ヘッダー:**afxctl.h