OpenMP の関数

OpenMP API で使用される関数へのリンクを示します。

OpenMP 規格の Visual C++ 実装には、次の関数が含まれます。

機能	説明
omp_destroy_lock	ロックを初期化前の状態に戻します。
omp_destroy_nest_lock	入れ子にできるロックを初期化前の状態に戻します。
omp_get_dynamic	後続の並列領域で使用できるスレッド数を実行時に調整できるかどうかを示す値を返します。
omp_get_max_threads	コード内のそのポイントにおいて並行領域が num_threads なしで定義されている場合に、最低限使用できるスレッド数を示す整数を返します。
omp_get_nested	入れ子になった並列化が有効であるかどうかを示す値を返します。
omp_get_num_procs	関数の呼び出し時点で使用できるプロセッサ数を返します。
omp_get_num_threads	並行領域内のスレッド数を返します。
omp_get_thread_num	そのスレッド チーム内で実行するスレッドのスレッド数を返します。
omp_get_wtick	プロセッサ クロックのタイマー刻み間の秒数を返します。
omp_get_wtime	あるポイントからの経過時間の秒数値を返します。
omp_in_parallel	並行領域内から呼び出された場合、0 以外の値を返します。
omp_init_lock	単純ロックを初期化します。
omp_init_nest_lock	ロックを初期化します。
omp_set_dynamic	後続の並行領域で使用できるスレッド数を実行時に調整できるようにします。
omp_set_lock	ロックが使用できるようになるまでスレッドの実行をブロックします。
omp_set_nest_lock	ロックが使用できるようになるまでスレッドの実行をブロックします。
omp_set_nested	入れ子になった並列化を有効にします。
omp_set_num_threads	num_threads 句でオーバーライドされない場合に、後続の並行領域で使用できるスレッド数を設定します。
omp_test_lock	ロックを試みますが、スレッドの実行はブロックしません。
omp_test_nest_lock	入れ子にできるロックを試みますが、スレッドの実行はブロックしません。
omp_unset_lock	ロックを解放します。
omp_unset_nest_lock	入れ子にできるロックを解放します。

参照

参照

OpenMP ライブラリ リファレンス