NamedRange.Speak メソッド

NamedRange コントロールのセルを、行または列の順序に従って読み上げます。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Excel (Microsoft.Office.Tools.Excel.dll 内)

構文

'宣言
Sub Speak ( _
    SpeakDirection As Object, _
    SpeakFormulas As Object _
)

void Speak(
    Object SpeakDirection,
    Object SpeakFormulas
)

パラメーター

• SpeakDirection
  型: System.Object
  読み上げの方向 (行または列) です。

• SpeakFormulas
  型: System.Object
  true の場合、数式が含まれるセルでは数式がテキストの音声変換 (TTS: Text-To-Speech) エンジンに送られます。セルに数式が含まれないときには値が送られます。false (既定値) の場合、TTS エンジンには常に値が送られます。

解説

省略可能なパラメーター

省略可能なパラメーターについては、「Office ソリューションの省略可能なパラメーター」を参照してください。

例

次のコード例は、Speak メソッドを使用して、NamedRange1 という名前の NamedRange コントロールの内容を列方向に読み上げる方法を示します。

この例は、ドキュメント レベルのカスタマイズ用に作成されています。

    Private Sub SpeakNamedRange()
        Dim namedRange1 As Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange _
            = Me.Controls.AddNamedRange(Me.Range("A1", "A5"), _
            "namedRange1")

        namedRange1.Value2 = 10
        namedRange1.Speak(Excel.XlSpeakDirection.xlSpeakByColumns, _
            False)
    End Sub

private void SpeakNamedRange()
{
    Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange namedRange1 =
        this.Controls.AddNamedRange(this.Range["A1", "A5"],
        "namedRange1");

    namedRange1.Value2 = 10;
    namedRange1.Speak(Excel.XlSpeakDirection.xlSpeakByColumns,
        false);
}

.NET Framework セキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。 このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。 詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

参照

NamedRange インターフェイス

Microsoft.Office.Tools.Excel 名前空間