文字列 : CString の例外の後処理
従来の MFC では CString オブジェクトを使用した後の破棄が不可欠でした。 しかし、MFC 3.0 では、明示的な後処理は不要になりました。
MFC が現在採用している C++ 例外処理機構では、例外時の後処理についてプログラマが意識する必要はありません。 例外が検出された後に C++ がスタック領域を解放するしくみについては、「The try, catch, and throw Statements」を参照してください。 C++ のキーワード try と catch を使用せずに、MFC の例外マクロ TRY と CATCH を使用している場合でも、C++ の例外処理機構は裏で動いているため、例外時の後処理を明示的に記述する必要はありません。