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方法 : ツールボックスのカスタム コントロールをパッケージ化およびインストールする

  • [アーティクル]

Visual Studio には、多くのツールボックス コントロールが用意されています。 これらのコントロールだけでは目的を達成できない場合は、他のコントロールをオンラインで検索したり、独自のカスタム コントロールを作成して Visual Studio で利用できます。

注意

使用している設定またはエディションによっては、ダイアログ ボックスで使用可能なオプションや、メニュー コマンドの名前や位置がヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。 このヘルプ ページは、全般的な開発設定を考慮して記述されています。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。

Visual Studio コンテンツ インストーラーを使用してコントロールをインストール用にパッケージ化する

カスタム コントロールを作成したら、それを .vsi ファイルにパッケージ化して、他の開発者が Visual Studio コンテンツ インストーラーを使用してインストールできるようにします。 コンテンツ インストーラーでは、.vsi ファイルだけが認識されます。 .vsi ファイルは、コントロールの .dll ファイルや XML ベースの定義ファイルを含む圧縮ファイルです。XML ベースの定義ファイルのファイル名拡張子は .vscontent である必要があります。

.vscontent ファイルを作成するには

  1. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[ファイル] をクリックします。

  2. [全般] カテゴリで、[XML ファイル] を選択し、[開く] をクリックします。

  3. Visual Studio コンテンツ インストーラーのスキーマ リファレンスを使用して、ツールボックス コントロールに対して有効な .vscontent ファイルを作成します。

    次に例を示します

    <VSContent xmlns="https://schemas.microsoft.com/developer/vscontent/2005">
    <Content>
        <FileName>MyButtonControl.dll</FileName>
        <DisplayName>My Custom Button</DisplayName>
        <Description>A control created for this example.</Description>
        <FileContentType>Toolbox Control</FileContentType>
        <ContentVersion>2.0</ContentVersion>
    </Content>
</VSContent>

  4. .vscontent ファイルをコントロールの .dll ファイルと同じディレクトリに保存します。

.vscontent ファイルを作成したら、Visual Studio コンテンツ インストーラーで認識される .vsi ファイルを作成して、コントロールの .dll ファイルと一緒にパッケージ化します。 必要に応じて、.vsi ファイルを他の開発者に配布できます。

.vsi ファイルを作成するには

  1. Windows エクスプローラーで、カスタム コントロールの .dll ファイルと作成して関連付けた .vscontent ファイルを選択します。

  2. 選択したファイルを右クリックし、[送る] をクリックして、[圧縮 (zip 形式) フォルダー] をクリックします。

    選択したファイルが 1 つの .zip ファイルに圧縮されます。

  3. .zip ファイルのファイル名拡張子を .vsi に変更します。 必要に応じて、ファイルの名前も変更できます。

    これで、電子メール、Web、ネットワーク共有、または他の方法を使用して、他の開発者にコントロールを配布できます。

.vsi ファイルにパッケージ化されたコントロールのインストール

.vsi ファイルとしてパッケージ化されているコントロールを見つけてインストールすると、すぐに Visual Studio で使用できるようになります。

.vsi ファイルにパッケージ化されたカスタム コントロールをインストールするには

  1. .vsi ファイルをダブルクリックします。

    Visual Studio コンテンツ インストーラーが表示されます。

  2. [インストールするコンテンツの選択] ページで、インストールする項目を選択し、[次へ] をクリックします。 コンポーネントが署名されていない場合、警告が表示されることがあります。

注意

[発行の状況] の情報に目を通し、コントロールが署名されているかどうかを確認することを強くお勧めします。 より万全を期すためには、[参照] をクリックして、コンピューターにインストールされるファイルを一覧表示します。

  1. [コンテンツのインストール] ページで、[完了] をクリックしてコントロールをインストールします。

    Visual Studio が現在開いていない場合、インストーラーはインストール処理の間に Visual Studio を開いて閉じる操作を行います。

  2. [閉じる] をクリックしてインストーラーを終了します。

    インストールされたコントロールは、ツールボックスの [マイ コントロール] セクションに表示されます。

参照

参照

Visual Studio コンテンツ インストーラーのスキーマ リファレンス

概念

コミュニティ コンポーネントの基本事項