VSProjectItem.RunCustomTool メソッド
ProjectItem オブジェクトと関連付けられたカスタム ツールを実行します。 カスタム ツールは、IVsSingleFileGenerator インターフェイスを実装している登録済みコンポーネントです。 カスタム ツールは、デザイナーやエディターに類似したツールです。
名前空間: VSLangProj
アセンブリ: VSLangProj (VSLangProj.dll 内)
構文
'宣言
Sub RunCustomTool
void RunCustomTool()
void RunCustomTool()
abstract RunCustomTool : unit -> unit
function RunCustomTool()
解説
カスタム ツールは、ProjectItem が表すファイルを入力と見なし、CustomToolOutput プロパティにあるファイル名で新しいファイルを作成します。 RunCustomTool メソッドは、CustomToolOutput プロパティの値を次のように制御します。
CustomToolOutput プロパティが空白の場合、プロジェクト システムは適切なファイル名を作成します。このファイル名は、RunCustomTool メソッドの呼び出し先の ProjectItem オブジェクトの名前に基づいています。
CustomToolOutput プロパティが空白ではない場合、プロジェクト システムは既存の値を使用します。
RunCustomTool が正常に実行されない場合 (HRESULT でエラーが返される場合) は、CustomToolOutput プロパティに空の文字列が設定されます。
カスタム ツールで既に作成されていたプロジェクト項目は、RunCustomTool メソッドで作成されたプロジェクト項目に置き換えられます。 カスタム ツールが正しく実行されなかった場合、カスタム ツールで作成されていたプロジェクト項目はプロジェクトから削除されます。
このメソッドを呼び出す前に、ProjectItem オブジェクトの CustomTool プロパティを設定して、カスタム ツールを ProjectItem に関連付けておく必要があります。 CustomTool プロパティには、ツールのプログラム ID が必要です。
.NET Framework セキュリティ
- 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。 このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。 詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。