TestContext クラス
単体テストに提供される情報を格納するために使用されます。
継承階層
System.Object
Microsoft.VisualStudio.TestTools.UnitTesting.TestContext
名前空間: Microsoft.VisualStudio.TestTools.UnitTesting
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.QualityTools.UnitTestFramework (Microsoft.VisualStudio.QualityTools.UnitTestFramework.dll 内)
構文
'宣言
Public MustInherit Class TestContext
public abstract class TestContext
public ref class TestContext abstract
[<AbstractClass>]
type TestContext = class end
public abstract class TestContext
TestContext 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
コンストラクター
名前 | 説明 | |
---|---|---|
TestContext | TestContext クラスから派生したオブジェクトの新しいインスタンスを初期化します。 |
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プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
CurrentTestOutcome | TestCleanup メソッドでこのプロパティを使用して、実行したテストの結果を確認できます。 | |
DataConnection | 派生クラスでオーバーライドされた場合、テストがデータ ドリブン テストに使用されているときに現在のデータ接続を取得します。 | |
DataRow | 派生クラスでオーバーライドされた場合、テストがデータ ドリブン テストに使用されているときに現在のデータ行を取得します。 | |
DeploymentDirectory | テストの実行用に配置されるファイルのディレクトリを取得します。通常、このプロパティには TestRunDirectory のサブディレクトリが含まれます。 | |
FullyQualifiedTestClassName | 現在実行中のテスト メソッドを含むクラスの完全修飾名を取得します。 | |
Properties | 派生クラスでオーバーライドされた場合に、テスト プロパティを取得します。 | |
RequestedPage | 要求されたページを取得します。 | |
ResultsDirectory | テストの実行のテスト結果とテスト結果ディレクトリを含む、最上位ディレクトリを取得します。これは、通常、TestRunDirectory のサブディレクトリです。 | |
TestDeploymentDir | テスト配置ディレクトリへのパスを取得します。使用されていません。代わりに、DeploymentDirectory を使用してください。 | |
TestDir | テスト ディレクトリへのパスを取得します。使用されていません。代わりに、TestRunDirectory を使用してください。 | |
TestLogsDir | テスト ログ ディレクトリへのパスを取得します。使用されていません。代わりに、TestRunResultsDirectory を使用してください。 | |
TestName | テストの名前を取得します。 | |
TestResultsDirectory | テスト結果ファイルのディレクトリを取得します。 | |
TestRunDirectory | 展開済みファイルと結果ファイルが格納される、テストの実行の最上位ディレクトリを取得します。 | |
TestRunResultsDirectory | テストの実行の結果ファイルの最上位ディレクトリを取得します。通常、このプロパティには ResultsDirectory のサブディレクトリが含まれます。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddResultFile | 派生クラスでオーバーライドされた場合に、TestResult.ResultFileNames のリストにファイル名を追加します。 | |
BeginTimer | 派生クラスでオーバーライドされている場合に、指定した名前のタイマーを開始します。 | |
EndTimer | 派生クラスでオーバーライドされた場合に、指定した名前のタイマーを終了します。 | |
Equals | 指定した Object が、現在の Object と等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) | |
Finalize | オブジェクトがガベージ コレクションにより収集される前に、そのオブジェクトがリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) | |
GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。 (Object から継承されます。) | |
GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) | |
MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) | |
ToString | 現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (Object から継承されます。) | |
WriteLine | 派生クラスでオーバーライドされた場合に、テストの実行中にトレース メッセージを書き込むために使用されます。 |
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フィールド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AspNetDevelopmentServerPrefix | ASP.NET 開発サーバーのプレフィックスを表します。 |
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解説
このクラスはインスタンス化できません。 このクラスを継承するクラスを作成しないでください。 詳細については、「Using the TestContext Class」を参照してください。
TestContext を使用してデータ ドリブン単体テストを作成する方法の例については、「方法: データ ドリブン単体テストを作成する」を参照してください。
スレッド セーフ
この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。 インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
参照
参照
Microsoft.VisualStudio.TestTools.UnitTesting 名前空間