電子メール通知の構成および SMTP サーバーの指定
更新 : 2010 年 7 月
電子メール通知を構成すると、チーム メンバーがプロジェクト、作業項目、およびビルドの変更に関して知ることができます。 その後、チーム メンバーは、プロジェクト、作業項目、およびビルド イベントに対するさまざまな変更に関して受信する電子メール通知を指定できます。 電子メール通知をサポートするには、既存の SMTP サーバーを使用して電子メールの警告が送信されるように Team Foundation Server を構成する必要があります。 このタスクは、Team Foundation の管理コンソール、または ConfigureMail コマンド コマンドを使用して実行できます。
重要
Team Foundation Server のサービス アカウントとしてシステム アカウント (Network Service など) を使用した場合は、匿名の送信者による電子メール送信を許可するように SMTP サーバーを構成する必要があります。 サーバーを構成しない場合、電子メール通知は送信されません。
Team Foundation Server の電子メール警告の内容と形式をカスタマイズすることもできます。 詳細については、「作業項目の変更を通知するメールの警告の形式のカスタマイズ」を参照してください。
必要なアクセス許可
この手順を実行するには、Team Foundation アプリケーション層サーバー上の Administrators グループおよび Team Foundation Administrators グループのメンバーである必要があります。 詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
注意
サーバーが Windows Server 2008 または Windows Vista を実行している場合に、コマンド ラインによる手順を実行するには、昇格した特権でコマンド プロンプト ウィンドウを開くことが必要になる場合があります。 この作業を実行するには、[スタート] ボタンをクリックし、[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。 詳細については、Microsoft Web サイトの「ユーザー アカウント制御」を参照してください。
管理コンソールを使用して電子メール通知を構成するには
Team Foundation の管理コンソールを開きます。
詳細については、「Team Foundation 管理コンソールを開く」を参照してください。
[Team Foundation] で、サーバーの名前を展開し、[アプリケーション層] をクリックします。
[アプリケーション層] の [電子メール通知の設定] で、[通知の設定] をクリックします。
[電子メール通知の設定] ウィンドウが開きます。
[電子メール通知を有効にする] チェック ボックスをオンにします。
[SMTP サーバー] に、使用する SMTP サーバーの名前を入力します。
[電子メール差出人アドレス] に通知の送信元となる電子メール アカウントの名前を入力し、[OK] をクリックします。
注意
通知の送信元となる電子メール アドレスと SMTP サーバーの両方を指定する必要があります。
ConfigureMail コマンドを使用して電子メール通知を構成するには
アプリケーション層サーバーで、コマンド プロンプト ウィンドウを開き、TFSConfig ユーティリティが格納されているディレクトリに移動します。
既定では、このユーティリティは、Drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio v10.0 Team Foundation Server\Tools にあります。
コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
**TFSConfig ConfigureMail /FromEmailAddress:EmailAddress/SmtpHost:**SMTPHostName
Team Foundation Server から送信する電子メール通知の送信元アドレス (EmailAddress) および SMTP メール サーバーをホストするサーバー名 (SMTPHostName) の両方を指定する必要があります。
参照
処理手順
参照
概念
その他の技術情報
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
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2010 年 7 月 |
管理コンソールを使用した電子メール通知の構成方法に関する情報を追加。 |
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