エラー テーブルを使用したロード テストのエラーの分析
ロード テストを実行する場合、発生したエラーを分析できます。 エラーの分析とテストの調整は、ロード テストの過程において重要な作業です。 なんらかのエラーが発生すると、[エラー] というハイパーリンクがロード テスト ステータス バーに表示され、発生したエラーの数が示されます。 エラー テーブルを表示するには、ハイパーリンクをクリックします。
エラー テーブルでのエラー表示
エラー テーブルでは、ロード テスト中に発生したエラーが、エラーのタイプやサブタイプごとにグループ化されます。 テーブルには [合計] 行もあり、発生したエラーの合計数が示されます。
エラー テーブルには次の列があります。
列 |
説明 |
既定で表示 |
---|---|---|
種類 |
エラーの種類。 たとえば、HttpError などです。 |
○ |
サブタイプ |
エラーのサブタイプ。 たとえば、LoadTestException などです。 |
○ |
[カウント] |
ロード テスト中に発生したそのタイプのエラーの数。 この列のエントリはハイパーリンクとして表示されます。 ハイパーリンクをクリックすると、個々のエラーの一覧が表示されます。 |
○ |
最後のメッセージ |
エラーについて説明するメッセージ。 たとえば、"404 - NotFound" などが表示されます。 |
○ |
詳細については、「ロード テスト アナライザーのテーブル ビューでのテスト結果の分析」を参照してください。
エラー一覧の詳細表示
エラー テーブルでは、エラーがタイプとサブタイプごとにグループ化されます。 個々のエラーのテーブルを表示するには、[ロード テスト エラー] ダイアログ ボックスを表示します。 このダイアログ ボックスを表示するには、エラー テーブルの [カウント] 列のハイパーリンクをクリックします。 また、このダイアログ ボックスは、表示されたエラー テーブルの行を右クリックし、[エラー] をクリックしても表示されます。
注意
どのエラー タイプおよびサブタイプの組み合わせについても、収集されるのは最初の 1,000 インスタンスのみです。 [ロード テスト エラー] ダイアログ ボックスを表示すると、最初の 1,000 インスタンスまでのエラーが表示されます。
[ロード テスト エラー] テーブルには、次の列があります。
列 |
説明 |
---|---|
時間 |
ロード テスト中にエラーが発生した時刻。 |
エージェント |
エラーが発生したエージェント コンピューター名。 これは、テスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用してロード テストを実行するときに重要です。 詳細については、「テスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用した複数のテスト コンピューターへのロード テストの分散」を参照してください。 |
テスト |
エラーが発生した Web パフォーマンス テスト名。 |
シナリオ |
エラーが発生したシナリオ名。 |
要求 |
エラーが発生した要求の URL。 |
種類 |
エラーの種類。 たとえば、HttpError などです。 |
サブタイプ |
エラーのサブタイプ。 たとえば、LoadTestException などです。 |
テキスト |
エラー メッセージのテキスト。 たとえば、"404 - NotFound" などが表示されます。 |
Stack |
この列のエントリは空か、またはハイパーリンクが設定されたスタックという文字列になります。 ハイパーリンクをクリックすると、エラーのスタック トレースが表示されます。 |
詳細 |
この列のエントリは空か、またはハイパーリンクが設定された TestLog という文字列になります。 このリンクは、ロード テストでエラーを分離するのに役立ちます。 たとえば、Web パフォーマンス テスト要求エラーの [TestLog] リンクをクリックすると、Web パフォーマンス テストの結果が Web パフォーマンス テスト結果ビューアーで開き、要求エラーがハイライトされます。 |
注意
テーブルは、列ヘッダーをクリックすることによって並べ替えることができます。
参照
概念
ロード テスト アナライザーを使用したロード テストのしきい値規則違反の分析
ロード テスト アナライザーのテーブル ビューでのテスト結果の分析