方法: ロード テスト アナライザーを使用してロード テストにおける Web ページ応答時間を表示する
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各 Web ページの読み込みにかかる時間は応答時間と呼ばれています。 Web パフォーマンス テストを作成する際に、Web ページ要求ごとに応答時間の目標を Web パフォーマンス テストに設定できます。 詳細については、「方法: Web パフォーマンス テストのページ応答時間の目標を設定する」を参照してください。
ロード テストで Web パフォーマンス テストをストレス下で実行する場合は、ページごとに次の情報を分析できます。
ページの平均応答時間
ページの応答時間の目標を達成したテストの反復処理の割合
Web ページの応答時間を分析するには、ロード テスト アナライザーでテーブル ビューまたはグラフ ビューを使用します。
テーブル ビューでの Web ページ応答時間の分析
グラフ ビューでの Web ページ応答時間の分析
応答時間データの表形式表示
応答時間データを表形式で表示するには
ロード テスト アナライザーのツール バーの [テーブル] をクリックし、テーブル グリッドが表示されるようにします。
[テーブル] ボックスの一覧の [ページ] を選択します。
各ページのデータがグリッドに表示されます。 通常は次の列が表示されます。
ページ
Web ページの名前。
シナリオ
シナリオの名前。 Web パフォーマンス テストに複数のシナリオがある場合に重要です。
テスト
Web パフォーマンス テストの名前。 ロード テストに複数の Web パフォーマンス テストがある場合に重要です。
Network
ネットワークの種類。
既定では、このデータは収集されません。 このデータを収集するには、ロード テスト エディターの [実行設定] ノードで、変更する実行設定ノードを選択します。 [プロパティ] ウィンドウの [タイミング詳細のストレージ] プロパティで、[AllIndividualDetails] を選択します。
合計
Web ページに対して行われた要求の合計数。 これがロード テストのすべての反復処理についての合計です。
平均
ページの平均応答時間。
既定では、このデータは収集されません。 このデータを収集するには、ロード テスト エディターの [実行設定] ノードで、変更する実行設定ノードを選択します。 [プロパティ] ウィンドウの [タイミング詳細のストレージ] プロパティで、[AllIndividualDetails] を選択します。
最小
ページの最小応答時間。
既定では、このデータは収集されません。 このデータを収集するには、ロード テスト エディターの [実行設定] ノードで、変更する実行設定ノードを選択します。 [プロパティ] ウィンドウの [タイミング詳細のストレージ] プロパティで、[AllIndividualDetails] を選択します。
中央値
ページの応答時間の中央値。
既定では、このデータは収集されません。 このデータを収集するには、ロード テスト エディターの [実行設定] ノードで、変更する実行設定ノードを選択します。 [プロパティ] ウィンドウの [タイミング詳細のストレージ] プロパティで、[AllIndividualDetails] を選択します。
90%
応答時間の 90 パーセンタイル値。 ページの 90% がここに示された値より速く応答し、10% がこの値より遅かったことを示します。
既定では、このデータは収集されません。 このデータを収集するには、ロード テスト エディターの [実行設定] ノードで、変更する実行設定ノードを選択します。 [プロパティ] ウィンドウの [タイミング詳細のストレージ] プロパティで、[AllIndividualDetails] を選択します。
95%
応答時間の 95 パーセンタイル値。 ページの 95% がここに示された値より速く応答し、5% がこの値より遅かったことを示します。
99%
応答時間の 99 パーセンタイル値。 ページの 99% がここに示された値より速く応答し、1% がこの値より遅かったことを示します。
既定では、このデータは収集されません。 このデータを収集するには、ロード テスト エディターの [実行設定] ノードで、変更する実行設定ノードを選択します。 [プロパティ] ウィンドウの [タイミング詳細のストレージ] プロパティで、[AllIndividualDetails] を選択します。
最大
ページの最大応答時間。
既定では、このデータは収集されません。 このデータを収集するには、ロード テスト エディターの [実行設定] ノードで、変更する実行設定ノードを選択します。 [プロパティ] ウィンドウの [タイミング詳細のストレージ] プロパティで、[AllIndividualDetails] を選択します。
標準偏差
既定では、標準偏差データは収集されません。 このデータを収集するには、ロード テスト エディターの [実行設定] ノードで、変更する実行設定ノードを選択します。 [プロパティ] ウィンドウの [タイミング詳細のストレージ] プロパティで、[AllIndividualDetails] を選択します。
ページ時間
Web ページに対して行われたすべての要求の平均応答時間。
目的
ページ時間の目標。 これはページに対する定数です。
メモ[ページ時間の目標] が表示されるのは、Web パフォーマンス テストの要求に目標が定義されている場合のみです。目標に達している %
Web ページに対して行われた要求のうち応答時間の目標を達成した要求の割合。
詳細については、「ロード テスト アナライザーのテーブル ビューでのテスト結果の分析」を参照してください。
応答時間データのグラフ表示
応答時間データをグラフ表示して、ロード テスト中の時間の経過に伴う変化を確認することもできます。 これは、ロード パターンがテストの実行ごとに増える場合、たとえば、ステップ ロード パターンを使用する場合に便利です。 詳細については、「ロード パターンを編集して仮想ユーザー アクティビティをモデル化」を参照してください。
応答時間データをグラフ表示するには
ロード テスト アナライザーのツール バーの [グラフ] をクリックし、グラフが表示されるようにします。
[カウンター] ウィンドウで、目的のシナリオのノード、たとえば [Scenario1] を展開します。
目的の Web パフォーマンス テストのノードを展開します。
[ページ] ノードを展開します。
目的のページのノードを展開します。
[% Pages Meeting Goal] を右クリックし、[グラフにカウンターを表示] をクリックします。
データがグラフに追加されます。
(省略可能) 前の手順を [Avg. Page Time]、[Page Response Time Goal]、および [Total Pages] についても繰り返します。
注意
[Page Response Time Goal] は定数です。
詳細については、「ロード テスト アナライザーのグラフ ビューでのテスト結果の分析」を参照してください。
参照
概念
ロード テスト アナライザーのテーブル ビューでのテスト結果の分析