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return ステートメント

現在の関数の実行を終了し、戻り値を返します。

return[(][expression][)]

引数

  • expression
    省略可能です。 関数から返す値を指定します。 省略した場合、関数は戻り値を返しません。

解説

return ステートメントを使用すると、関数の実行を中止し、expression の値を返すことができます。 expression を省略した場合および関数内で return ステートメントが実行されなかった場合は、関数を呼び出したが代入されます。

return ステートメントを実行すると、関数本体に他のステートメントが残っている場合でも関数は終了します。 ただし、try ブロック内にある return ステートメントを実行した場合で、対応する finally ブロックが記述されている場合は、finally ブロックのコードを実行してから関数が終了します。

注意

finally ブロックのコードは、try または catch ブロックの return ステートメントが見つかり、その return ステートメントが実行される前に実行されます。 この場合、finally ブロックに return ステートメントがあると、try または catch ブロックの return ステートメントよりも先に実行され、戻り値が異なる場合があります。 このような状況を避けるために、finally ブロックには return ステートメントを使用しないでください。

使用例

次のコードは、return ステートメントの使用例です。

function myfunction(arg1, arg2){
   var r;
   r = arg1 * arg2;
   return(r);
}

必要条件

Version 1

参照

参照

function ステートメント

try...catch...finally ステートメント