次の方法で共有


Visual Basic での例外およびエラー処理

Visual Basic は、構造化例外 (エラー) 処理をサポートしています。これを使用すると、実行中のエラーをプログラムで検出し、場合によってはそのエラーから回復することができます。 Visual Basic では、C++ などの他の言語で既にサポートされている Try...Catch...Finally 構文の拡張バージョンを使用します。 構造化例外処理では、最新の制御構造 (Select Case や While に似た制御構造) と、例外、コードの保護ブロック、およびフィルターが組み合わされています。

構造化例外処理を使うと、信頼性が高く包括的なエラー ハンドラーを備えたプログラムの作成および管理を簡単に行うことができます。Visual Basic のエラー処理には、構造化例外処理を使用することをお勧めします。 On Error を使った非構造化例外処理では、アプリケーションのパフォーマンスの低下を招いたり、コードのデバッグや管理が難しくなったりする可能性があります。

このセクションの内容

関連項目

  • デバッガーのロードマップ
    Visual Studio デバッガーの使用方法の基本について説明します。 デバッグの基本知識、実行の制御、実行中のプログラムへのアタッチ、Just-In-Time デバッグ、デバッガーの自動起動、ダンプ、ブレークポイント、プログラムの検査、例外処理、エディット コンティニュ、およびデバッガーにおける式の使用についての説明が含まれます。

  • Just-In-Time デバッグ
    Just-In-Time デバッグについて説明します。Visual Studio の外部で実行中のプログラムで致命的なエラーが発生したときに、Visual Studio デバッガーを自動的に起動する機能です。

  • マネージ コードのデバッグ
    マネージ アプリケーションにおけるデバッグの一般的な問題と手法について説明します。

  • 例外処理アシスタント
    ランタイム エラーのトラブルシューティングを手助けする [例外処理アシスタント] 機能について説明します。

  • エディット コンティニュ
    [エディット コンティニュ] について説明します。プログラムが中断モードのときにソース コードに変更を加えることができ、時間を節約できる機能です。

  • COM および ActiveX のデバッグ
    COM アプリケーションと ActiveX コントロールのデバッグに関するヒントを紹介します。