CCmdUI クラス
フレームワークは、更新コマンドをハンドラーにルーティングするときに、CCmdUI オブジェクト (または CCmdUI の派生クラスのオブジェクト) へのポインターをハンドラーに渡します。 このオブジェクトは、コマンドを生成したメニュー項目、ツール バー ボタンなどのユーザー インターフェイス オブジェクトを表します。 更新ハンドラーは、ポインターを利用して CCmdUI 構造体のメンバー関数を呼び出し、ユーザー インターフェイスを更新します。 たとえば、[すべてクリア] メニュー項目の更新ハンドラーは、次のようになります。
void CMyWinApp::OnUpdateEditClearAll(CCmdUI *pCmdUI)
{
pCmdUI->Enable(m_bClearAllAvailable);
}
このハンドラーは、メニュー項目にアクセスするオブジェクトの Enable メンバー関数を呼び出します。 Enable によって、項目が使用可能になります。