リスト コントロールの作成
リスト コントロール (CListCtrl) の作成方法は、コントロールを直接使用しているか、代わりに CListView クラスを使用しているかで異なります。 CListView を使用する場合、フレームワークは、ドキュメント/ビュー作成の過程でビューを構築します。 リスト ビューを作成すると、リスト コントロールも作成されます。ただし、これらは同じものです。 コントロールは、ビューの OnCreate ハンドラー関数で作成されます。 この場合、GetListCtrl を呼び出すと、コントロールで項目を追加できるようになります。
ダイアログ ボックスで CListCtrl を直接使用するには
ダイアログ エディターで、リスト コントロールをダイアログ テンプレート リソースに追加します。 コントロール ID を指定します。
メンバー変数の追加ウィザードを使用して、Control プロパティで CListCtrl 型のメンバー変数を追加します。 このメンバーを使用して、CListCtrl メンバー関数を呼び出すことができます。
プロパティ ウィンドウで、処理する必要があるリスト コントロールの通知メッセージに対してダイアログ クラスのハンドラー関数を割り当てます。「関数へのメッセージの割り当て」を参照してください。
OnInitDialog で CListCtrl のスタイルを設定します。 「リスト コントロール スタイルの変更」を参照してください。 これによって、コントロールで取得する "ビュー" の種類が決まります。ただし、このビューは後で変更できます。
ダイアログ ボックス以外のウィンドウで CListCtrl を使用するには
ビューまたはウィンドウ クラスでコントロールを定義します。
コントロールの Create メンバー関数を呼び出します。コントロールをサブクラス化している場合、OnInitialUpdate 関数内で、親ウィンドウのハンドラー関数 OnCreate を呼び出すのと同じタイミングで呼び出します。 コントロールにスタイルを設定します。