CStringT::operator +=
文字列の末尾に文字を連結します。
CStringT& operator+=(
const CThisSimpleString& str
);
template<
bool bMFCDLL
>
CStringT& operator+=(
const const CSimpleStringT<BaseType, bMFCDLL>& str
);
template<
int t_nSize
>
CStringT& operator+=(
const CStaticString< XCHAR, t_nSize >& strSrc
);
CStringT& operator+=(
PCXSTR pszSrc
);
CStringT& operator+=(
PCYSTR pszSrc
);
CStringT& operator+=(
char ch
);
CStringT& operator+=(
unsigned char ch
);
CStringT& operator+=(
wchar_t ch
);
CStringT& operator+=(
const VARIANT& var
);
パラメーター
str
CThisSimpleString オブジェクトへの参照。bMFCDLL
プロジェクトが MFC DLL であるかどうかを指定するブール値。BaseType
文字列の基本型。var
この文字列に連結されるバリアント オブジェクト。ch
文字列と連結する ANSI 文字または Unicode 文字。pszSrc
連結されている元の文字列へのポインター。strSrc
この文字列に連結される CStringT。
解説
この演算子は、ほかの CStringT オブジェクト、文字ポインター、または 1 文字を受け取ることができます。 連結演算子を使用すると、CStringT オブジェクトに文字が追加されて新しいストレージが割り当てられることがあるため、メモリ不足の例外に注意する必要があります。
CThisSimpleString の詳細については、CStringT::CStringT の「解説」を参照してください。
注意
null 文字を埋め込んだ CStringT インスタンスを作成することは可能ですが、お勧めはしません。 null 文字が埋め込まれた CStringT オブジェクトに対してメソッドまたは演算子を呼び出すと、予期しない結果が生じることがあります。
使用例
// typedef CStringT<TCHAR, StrTraitATL<TCHAR, ChTraitsCRT<TCHAR>>> CAtlString;
CAtlString s(_T("abc"));
ASSERT((s += _T("def")) == _T("abcdef"));
必要条件
**ヘッダー:**cstringt.h