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CSplitterWnd::OnDrawSplitter

分割ウィンドウのイメージを表示します。

virtual void OnDrawSplitter(
   CDC* pDC,
   ESplitType nType,
   const CRect& rect 
);

パラメーター

  • pDC
    描画するデバイス コンテキストへのポインター。 pDC が NULL のときは、フレームワークは、CWnd::RedrawWindow を呼び出し、分割ウィンドウは描画されません。

  • nType
    enum ESplitType の値。次のいずれかを指定できます。

    • splitBox   分割ドラッグ ボックス。

    • splitBar   2 つの分割ウィンドウの間に表示されるバー。

    • splitIntersection 分割ウィンドウが交差する部分。 この要素は、Windows 95/98 上で動作している場合には呼び出されません。

    • splitBorder   分割ウィンドウの境界線。

  • rect
    分割ウィンドウのサイズと形状を指定する CRect オブジェクトへのポインター。

解説

分割ウィンドウを描画し、正確な特性を指定するために、フレームワークが呼び出します。 分割ウィンドウのさまざまなグラフィカル コーポネントの外観を高度にカスタマイズするには、OnDrawSplitter をオーバーライドします。 既定の外観は、Microsoft Works for Windows または Microsoft Windows 95/98 の分割ウィンドウに似ていて、分割バーの交差部分が共有されています。

動的分割ウィンドウの詳細については、「複数のドキュメント タイプ、ビュー、フレーム ウィンドウ」の「Splitter Windows」、「テクニカル ノート 29: 分割ウィンドウ」、および「CSplitterWnd」クラスの概要を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**afxext.h

参照

参照

CSplitterWnd クラス

階層図

CSplitterWnd::OnInvertTracker

その他の技術情報

CSplitterWnd のメンバー