ChartSheet.Unprotect メソッド
Microsoft.Office.Tools.Excel.ChartSheet の保護を解除します。 シートまたはブックが保護されていない場合、このメソッドは無効です。
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Excel (Microsoft.Office.Tools.Excel.dll 内)
構文
'宣言
Sub Unprotect ( _
Password As Object _
)
void Unprotect(
Object Password
)
パラメーター
- Password
型: System.Object
シートまたはブックの保護を解除するためのパスワードです。大文字と小文字は区別されます。シートまたはブックがパスワードで保護されていない場合、この引数は無視されます。パスワードで保護されているシートに対してこの引数を省略した場合、パスワードの入力を求めるメッセージが表示されます。パスワードで保護されているブックに対してこの引数を省略した場合、メソッドは失敗します。
解説
パスワードを忘れた場合、Microsoft.Office.Tools.Excel.ChartSheet の保護を解除できません。 パスワードとそれに対応するドキュメント名の一覧を安全な場所に保管することをお勧めします。
省略可能なパラメーター
省略可能なパラメーターについては、「Office ソリューションの省略可能なパラメーター」を参照してください。
例
次のコード例は、Protect メソッドを使用して、現在の Microsoft.Office.Tools.Excel.ChartSheet の内容をすべて保護します。 次にこの例は、ProtectContents プロパティを使用して、グラフ シートが保護されているかどうかを検査してから、Unprotect メソッドを使用してグラフ シートの保護を解除するようユーザーに求めます。
Private Sub ChartSheetProtection()
Globals.Sheet1.Range("A1", "A5").Value2 = 22
Globals.Sheet1.Range("B1", "B5").Value2 = 55
Me.SetSourceData(Globals.Sheet1.Range("A1", "B5"), _
Excel.XlRowCol.xlColumns)
Me.ChartType = Excel.XlChartType.xl3DColumn
Me.Protect(DrawingObjects:=True, Contents:=True, _
Scenarios:=True, UserInterfaceOnly:=False)
If Me.ProtectContents Then
If DialogResult.Yes = MessageBox.Show("The chart sheet" & _
" is protected. Unprotect the chart sheet?", _
"Example", MessageBoxButtons.YesNo) Then
Me.Unprotect()
End If
End If
End Sub
private void ChartSheetProtection()
{
Globals.Sheet1.Range["A1", "A5"].Value2 = 22;
Globals.Sheet1.Range["B1", "B5"].Value2 = 55;
this.SetSourceData(Globals.Sheet1.Range["A1", "B5"],
Excel.XlRowCol.xlColumns);
this.ChartType = Excel.XlChartType.xl3DColumn;
this.Protect(missing, true, true, true, false);
if (this.ProtectContents)
{
if (DialogResult.Yes ==
MessageBox.Show("The chart sheet is protected. " +
"Unprotect the chart sheet?", "Example",
MessageBoxButtons.YesNo))
{
this.Unprotect(missing);
}
}
}
.NET Framework セキュリティ
- 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。 このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。 詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。