次の方法で共有


CTreeCtrl::HitTest

更新 : 2010 年 6 月

ツリー ビュー コントロールのクライアント領域からの相対で指定された点の位置を調べます。

HTREEITEM HitTest(
   CPoint pt,
   UINT* pFlags = NULL
) const;
HTREEITEM HitTest(
   TVHITTESTINFO* pHitTestInfo 
) const;

パラメーター

  • pt
    テストする点のクライアント座標。

  • pFlags
    ヒット テストの結果についての情報を受け取る整数へのポインター。 「解説」に示されている「flags」メンバーの値の 1 つ、またはそれらを組み合わせた値です。

  • pHitTestInfo
    ヒット テストする位置を保持し、ヒット テストの結果の情報を受け取る TVHITTESTINFO 構造体のアドレス。

戻り値

指定した点を含むツリー ビュー アイテムのハンドルを返します。その点を含むアイテムがない場合は NULL を返します。

解説

この関数を呼び出すときは、パラメーター pt にテストされる点の座標を指定します。 関数は、指定された点にあるアイテムのハンドルを返します。指定された点にアイテムがない場合は NULL を返します。 さらに、パラメーター pFlags には指定された点の位置を示す値が格納されます。 指定できる値は次のとおりです。

説明

TVHT_ABOVE

クライアント領域の上。

TVHT_BELOW

クライアント領域の下。

TVHT_NOWHERE

クライアント領域で、しかし、最後の項目の下。

TVHT_ONITEM

ビットマップまたはアイテムに関連付けられるラベル。

TVHT_ONITEMBUTTON

上のアイテムに関連付けられたボタン。

TVHT_ONITEMICON

アイテムに関連付けられたビットマップの。

TVHT_ONITEMINDENT

アイテムに関連付けられたインデントで。

TVHT_ONITEMLABEL

アイテムに関連付けられているラベルに (文字列)。

TVHT_ONITEMRIGHT

項目の右側の領域に。

により TVHT_ONITEMSTATEICON が返さ

ユーザー定義の状態のツリー ビュー アイテムの状態のアイコン。

TVHT_TOLEFT

クライアント領域の左に。

TVHT_TORIGHT

クライアント領域の右側には。

使用例

// Select the item that is at the point myPoint.
UINT uFlags;
HTREEITEM hItem = m_TreeCtrl.HitTest(myPoint, &uFlags);

if ((hItem != NULL) && (TVHT_ONITEM & uFlags))
{
   m_TreeCtrl.SelectItem(hItem);
}

必要条件

**ヘッダー:**afxcmn.h

参照

参照

CTreeCtrl クラス

階層図

CTreeCtrl::GetItemRect

その他の技術情報

CTreeCtrl のメンバー

履歴の変更

日付

History

理由

2010 年 6 月

追加のフラグ値。

カスタマー フィードバック